北海道マラソンと青春切符の旅

2011年8月27日(土) 晴
移動時間(飛行機)=1時間30分
松本BT(8:50) ⇒ 新宿BT(12:02)
羽田空港(14:00) ⇒ 千歳空港(15:30)

 安曇野の自宅から、高速バス、JR、飛行機と乗り継いで千歳空港に降り立つ。松本空港からの直通便もあるが、時間より経費を考えた。飛行機はANAのスーパー旅割(16870円)を利用した。千歳から札幌への移動は、東室蘭に住む義姉の世話になる。今夜と明日の宿は、北海道マラソンの出発地点に近い大通り公園ホテル(1泊目4800円、2泊目3000円))を確保した。


2011年8月28日(日) 晴

 今日は北海道マラソンには絶好の天気だ。私はアキレス腱を痛めていて棄権する予定で、女房だけ走るつもりだった。ところがエントリー料惜しさに、行けるところまで走ることにした。案の定30Km付近で、タイムオーバーで収容車行きとなる。無理な走りをしなかったので、足の悪化はなかったのが幸いだった。女房は平凡なタイムながら無事完走を果たした。


2011年8月29日(月) 晴

 今日から女房と義姉と2日間の北海道観光に出かける。まず定番の小樽に向けて出発する。小樽は何度も来ているので、運河と倉庫群を簡単に散策するに留めた。そこから天狗山に行くが、季節外れか誰もいなかった。次に赤いトタン屋根が目立つニッカウィスキ北海道工場余市蒸溜場を訪ねる。工場内の見学後、土産売場で買い物をする。ウィスキーの試飲コーナーがあったが残念ながら車の運転手だった。さらに足を伸ばし、美国港に突き出た黄金岬まで遊歩道(410m)を歩き、断崖絶壁が続く海岸線を眺める。そこで遅い昼食を摂る。

その先の神威岬は、駐車場から約770m(チャレンカの小道)で先端に着く。途中女人禁制の地神威岬と表示のあるゲートをくぐる。神威岬の先端から眼下に見える神威岩は特に有名です。今日の観光を終え、今夜の宿定山渓グランドホテル瑞苑別館福寿園への長いドライブとなる。マラソンと長旅の疲れを取るのに、温泉は最高である。


2011年8月30日(火) 晴

定山渓温泉近くの豊平峡に行った。ダムと峡谷の景観は見事だったが、季節的には端境期だった。ここから女房を千歳空港に送り、義姉と東室蘭の自宅まで帰る。私は東室蘭駅に降ろしてもらい、青春切符3泊4日の旅が始まる。東室蘭駅で青春切符を購入する。時刻表をめくると、青函トンネルに普通車がないので、どうすればいいのか駅員に尋ねるが要領を得ない。今日は豊浦駅まで行くことにした。理由は温泉があるからです。まずは天然豊浦温泉しおさいで汗を流すことにする。ついでに宿泊をお願いするが、あいにく満室だった。今夜は近くの海岸線で持参したテント泊となった。夜中風が強く、テントを叩く音でよく眠れなかった。


2011年8月31日(水) 晴後曇後雨

青春切符の旅なので、スピードが遅いことと乗継ぎ時間のロスがやたらに多い。今日はどこまでたどり着けるか列車のダイヤ任せです。豊浦から長万部、五稜郭乗継ぎで木古内に到着する。ここから青函トンネルを経て蟹田までは特急列車しかない。駅員に聞くと、この間は青春切符で特急OKだった。蟹田では待ち時間が多かったので昼食タイムとした。蟹田はニュ-ヨークとローマと同じ緯度の北緯41度線上にあるらしい。これから先のルートは思いつきで五能線経由とすることにした。青森、川辺と乗継ぎ五能線に入る。快速リゾートしらかみは指定席購入で乗車OKです。五能線からは弘前のシンボル岩木山を左にしばらく見ながら、御所川原、鰺ヶ沢と進む。鰺ヶ沢では待ち時間がかなりあったので、海岸線まで下りていった。時間が17時を過ぎたので、今夜の宿泊場をウェスパ椿山とする。鰺ヶ沢からウェスパ椿山までの車中から、日本海に沈む太陽がジャストタイミングで見る事が出来た。ウェスパ椿山駅に着くと雨が降り出した。テント泊する予定だったが、案内所で聞くとコーテージが空いていたので、急遽リザーブした。2階建ての小奇麗なコーテージで、一人のみの宿泊だった。夕食は近くのりっぱなレストランで摂り、風呂は日本海が目の前に見える展望温泉に浸かり、ちょっと贅沢な時間を過した。


2011年9月1日(木) 曇

朝食を済ませ、さっそく展望温泉に行く。昨夜は遅かったので、夕日や日本海を展望する事が出来なかったが、今朝はどこまでも広がる日本海を眺められた。その後近くを散策して、8時2分発の各駅列車に乗り込んだ。東能代では乗継ぎ時間があったので、近くの農産物直売所を覗いた。秋田、酒田、桑川を乗り継いで行くと、村上に18時頃の到着となった。今夜の宿は、列車の中でスマホで瀬波温泉(恵みの宿夕幸の森)を予約していた。村上駅から瀬波温泉までかなり距離があったがゆっくり歩いて行った。瀬波温泉は海岸沿いにあり、夕日のきれいな所である。夕日を見に行ったが、曇空で今ひとつだった。見晴らしの良い所に無料の足湯があった。今夜は宿の温泉でゆっくりすることにした。


2011年9月2日(金) 晴

今日が青春切符の旅最期の日である。新潟、吉田を乗継ぎ柏崎で時間を取ることにした。柏崎ではレンタサイクルを借り、恋人岬に向かった。かなりのアップダウンがあったので、思ったより時間がかかった。私には恋人岬は似合わないが、景色はよかった。駅までの帰路時間調整のため妙智寺に立ち寄る。柏崎から直江津、長野、松本乗継ぎで安曇野に帰還した。


青春切符乗継ぎ駅

豊浦駅

長万部駅

五稜郭駅

木古内駅

蟹田駅

青森駅

川部駅

ウェスパ椿山駅

東能代駅

秋田駅

酒田駅

桑川駅

村上駅

新潟駅

吉田駅

柏崎駅

直江津駅