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天売島と洞爺湖周辺の旅Map

はじめに

 北海道におけるマラソンは5回参加している。マラソンだけで帰るのはもったいないので、必ずその後で各地を観光している。ちなみに4回のマラソン大会は、千歳日航国際マラソン(2002年9月8日)をかわきりに、札幌マラソン(2005年10月2日)、北海道マラソン(2009年8月30日、2011年8月28日)です。天売島は北海道マラソンを完走後訪れました。北海道東室蘭在住の姉の車で、姉、妻と3人の旅行です。毎日天気に恵まれ、天売島、洞爺湖周辺の観光と快適なドライブが楽しめた北海道道東の旅だった。


2009年8月30日(日) 晴

 室蘭 ⇒ 札幌 ⇒ 北海道マラソン ⇒ 札幌アパマンホテル
 前日北海道東室蘭在住の姉の家に宿泊する。北海道マラソン当日は天気が良すぎて、非常に暑い中のマラソンとなった。私のフルマラソンは必ず30Km付近で失速して殆ど歩くので、後半は前半に比べて30分以上余計に時間がかかる。それでも何とか、ネット4時間43分たらずの制限時間5時間以内で北海道マラソンを完走することが出来た。ちなみに妻は3時間53分程で、私の1時間程先にゴールしていた。

2009年8月31日(月) 晴

道の駅 おびら鰊番屋  札幌(8:20 200Km_2時間50分) ⇒ 旧花田番屋(11:10-11:12 1分) ⇒ にしん文化歴史公園(11:13-11:15 1分) ⇒ 道の駅おびら鰊番屋(11:16-13:00 27Km_38分) ⇒ 羽幌フェリ-タ-ミナル(13:38-14:00 1時間) ⇒ 焼尻フェリ-タ-ミナル(15:00-15:10 25分) ⇒ 天売フェリ-ターミナル(15:35 36分) ⇒ 赤岩展望台(16:53-16:56 9分) ⇒ 赤岩埼灯台(16:56 15分) ⇒ 千鳥ヶ浦園地(17:06-17:12 15分) ⇒ 観音崎展望台(17:06-17:12 15分) ⇒ 民宿なぎさ(17:45)
 前日の北海道マラソン後宿泊した札幌のホテルから、今日の目的地天売島の羽幌フェリー乗場に向かう。札幌から道央道、深川留萌自動車道を通り、国道239号に入る。海沿いを走っていると、旧花田番屋が右側に目に入る。海側にはにしん文化歴史公園があり、北海道の名付け親、松浦武四郎翁の像が建っている。そこで昼食を摂り、付近を暫く散策する。そこから27Km程先の羽幌フェリ-タ-ミナルに着くと、おろろん2が既に着岸していた。
 羽幌沿海フェリーのおろろん2は、羽幌〜焼尻〜天売を1時間35分で運行している。途中停泊した焼尻島は、島の30%強が鬱蒼とした森に覆われている。島の西南部の岬は草原で、3.5㎞程離れた天売島、東は天塩山系が連なり、南に暑寒別岳と雄冬岬の海岸線、北に利尻岳が水平線に浮かんでいる。天売島フェリーターミナルは平成25年4月に中央ふ頭に移転し、天売島・焼尻島への発着点として新しくスタ-トした港だ。天売港は天売島唯一の港で、島民の生活物資の供給基地、水産業の拠点港、離島観光の玄関口、避難港として機能している。遠くに利尻富士が海に浮かんで見える
 天売フェリ-ターミナルに着くと、荷物を宿に預け自転車を借りて、さっそく島内の散策に出かける。まず港から最も遠い南西端の赤岩展望台に向かう。赤岩展望台一帯の斜面は直径20㎝程の穴を掘って巣を作るウトウや草地に営巣するウミネコの繁殖地です。5〜7月には海鳥たちの子育てが間近で観察出来る。赤岩展望台から見下ろす斜面一帯はウトウ巣穴で埋め尽くされている。木道が整備されていて、赤岩埼灯台まで行ける。赤岩埼灯台は野鳥観察用のデッキ傍の赤岩埼の断崖上標高120mのところに建っている。周辺は海鳥の一大繁殖地で立入禁止です。
 そこから北に進んだ千鳥ヶ浦園地は、天売島西海岸の断崖絶壁の岩場の上で、海鳥の観察舎がある。海の遥かかなたに三角形の利尻富士が小さく見える。更に北東に向かうと観音崎展望台がある。展望台から日本海、数多くの海鳥が生息する断崖絶壁の観音崎、遠くに天売島灯台などが一望できる。ひと通りの散策を終え、今夜の宿に引返す。今夜の宿の夕食は、天売島に来た最大の目的である海鮮づくしの料理です。

2009年9月1日(火) 晴

 民宿なぎさ(9:30 35分) ⇒ 天売フェリ-ターミナル(10:25 25分) ⇒ 焼尻フェリ-タ-ミナル(10:50-11:10 1時間) ⇒ 羽幌フェリ-タ-ミナル(12:10-12:16 83Km_1時間30分) ⇒ サンフラワーパーク(13-46-16:35 240Km_3時間) ⇒ 東室蘭(19:35)
 昨晩の海鮮づくしの料理と今朝の多すぎる朝食に満足し、天売島を後にする。焼尻フェリ-タ-ミナルで20分程の待ち時間があったので、上陸して焼尻島に足跡を残す。羽幌港近くには多くの風車が一際目立つ。帰路サンフラワーパーク北竜温泉でゆっくりくつろぎ、東室蘭へと帰る。

2009年9月2日(水) 晴

 室蘭岳(8:20-10:25 2時間) ⇒ まっかり温泉(12:25-14:25 1時間) ⇒ 洞爺湖(16:43 8分) ⇒ 浮見堂公園(16:51-17:06 16分) ⇒ 有珠山(17:22-17:27 15分) ⇒ 伊達漁港(16:51-17:06 25Km_35分) ⇒ 東室蘭(17:41)
 私単独で室蘭市民の山である室蘭岳に登る。それから、今日は観光最終日になるので、東室蘭に近い洞爺湖周辺に行ってみることにする。まず、甥夫婦が住む真狩村にあるまっかり温泉で温泉と昼食を楽しむ。露天風呂から山頂付近に雲を覆った羊蹄山が真正面に見える。そこから洞爺湖に向かう。洞爺湖は穏やかで、湖畔で白鳥が餌を啄んでいる。向洞爺から中島の先の洞爺湖温泉が良く見える。
 浮見堂公園にある向洞爺と記名したアーチ越しに浮見堂が浮かんで見える。浮見堂は聖徳太子の本尊を祀る二重塔です。暫く散策して、洞爺湖温泉近くにある有珠山に向かう。有珠山は1〜2万年前に噴火をくり返して生まれた活火山で、幾度も噴火を繰り返し、最近では2000年に噴火活動があった。今でも噴煙を上げている。時間が遅くなったので、簡単に見て回り、東室蘭に帰宅の途につく。途中伊達付近で、日本海の夕日があまりに綺麗だったので、伊達漁港に立ち寄り夕日を眺める。連日天気に恵まれ、快適な北海道観光が出来た。明日、苫小牧のもう一人の甥御の家に寄り、空路帰宅の途につくのみだ。