鍾乳洞は石灰洞ともいい、カルスト地形の一種です。石灰岩地帯は地下水の溶食によって多くの洞穴が生まれる。過飽和液となった炭酸カルシウムが、天井からはつらら状の鍾乳石を、床面には筍状の石筍が成長する。さらに年月を重ねると、石灰華段丘などとなり洞穴は次第に閉塞される。
石灰岩地形は海の隆起した地表に現れるので、世界には鍾乳洞は数知れず存在する。雨水や地下水の流量、地形、気象環境等によって浸食具合が大きく異なり、多種多様な形となって成長する。それぞれの鍾乳洞には、その形態から独特のネイミングをしている。
数多くの鍾乳洞があっても、人が見られるものは、観光用に人の手が入っているところのみです。洞穴内は気温が一定なので年中楽しめる。照明によって演出効果が可能で、いろいろな工夫がされている鍾乳洞がある。ここでは鍾乳洞めぐりとして紹介しているが、多くの場合は旅行コースの一つとして訪れた所が殆どだ。洞穴内は湿気が多く暗いので、写真そのものが少なく、写真の素人である私には上手く撮れたものは更に少ない。従って、鍾乳洞内の神秘的、幻想的な素晴らしさは、行ってみて体現して下さい。
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