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白骨温泉と乗鞍滝巡り等の旅

はじめに

 本旅行は、同期生関東ブロックの懇親会の旅です。通常は東京近辺の居酒屋で3ヶ月毎に行っている。私は安曇野市在住で、最近このメンバ-に加入する。その懇親会の中で、安曇野市近郊の温泉で1泊2日の懇親会の場を設定して欲しい提案がある。そこで、私から飛騨高山、奥穂高温泉、白骨温泉方面の3案を提案する。協議の結果、安曇野に近い白骨温泉を拠点にした案に決定する。懇親会の中身は私に一任するということになる。そこで、宿泊は白骨温泉とし、乗鞍岳3ケ所の滝巡りをメインとし、松本城、安曇野の散策を加えたスケジュ-ル案を示し了解される。参加者は8人で、松本までは車組2組の5人とバス組2人となる。天気予報は晴れとなっていたが、非常に暑いようだ。予報どおり天気だったが、山間部で、比較的しのぎ易かった。かなりハ-ドなスケジュ-ルになり、内心心配していたが、無事終えることが出来た。


2019年5月26日(日) 晴
 松本駅(13:30 20分) ⇒ 松本城(13:50-14:49 6分) ⇒ 旧開智学校校舎(15:05-15:10 1時間45分) ⇒ 白骨温泉湯元齋籐旅館(16:55)
 バス組の松本バスタ-ミナル着が13時13分だったので、集合場所を松本アルプス口13時20分とする。定刻までに全員集合し、松本城に向かう。運転手を除いて松本神社前に降ろす。日曜日なので、駐車場が混むことを想定し、私が穴場として利用していた場所に駐車する。松本城西を入った所で合流する。私は、松本城天守入場口で待ち、他の全員は天守閣まで上がり見学する。小一時間程城内を観覧後、帰りは黒門、太鼓門を経由して駐車場に帰る。国宝に指定されることが決定している旧開智学校校舎が、駐車場近くにあるので、外から見物する。白骨温泉まで私の車ともう1台に分乗して行くので、1台を私の自宅に置いていく。
 白骨温泉湯元齋籐旅館は1番奥まった所に位置している。この旅館は若山牧水ゆかりの旅館らしい。館内の案内を受け、早速温泉に浸かりにいく。浴場までエレベ-タを3つ乗り継いで行く、複雑な建物構造になっている。白骨温泉は乳白色が売りであり、この旅館も白濁の温泉です。夕食は18時から始まり、学生時代の話等で大いに盛り上がる。

2019年5月27日(月) 晴
 白骨温泉湯元齋籐旅館(8:30 40分) ⇒ 三本滝(9:10-9:31 50分) ⇒ 善五郎の滝(10:21 19分) ⇒ 一ノ瀬緑地(10:40 10分) ⇒ 番所大滝(10:50 1時間10分) ⇒ そば処常念(12:00-12:51 13分) ⇒ 穂高神社(13:04-13:08 10分) ⇒ 吉祥山東光寺(13:18 31分) ⇒ 大王わさび農場(13:49-14:01 29分) ⇒ 長峰山(14:30 30分) ⇒ 松本駅(15:00)
 歳をとると朝が早い。窓を開けると、近くにある滝の轟音がうるさい。食事まで何もすることなく、皆めいめいに温泉を楽しんでいた。今日はスケジュ-ルがタイトなので、早めのスタ-トをする。旅館前で記念撮影を済ませ、白骨・乗鞍ス-パ-林道で乗鞍に向かう。途中、白骨温泉が一望出来る広場で停車する。そこからは冠雪した乗鞍岳も良く見える。林道は道路幅が広く、一昔前までは白金温泉の冬季道路だった。三本滝の駐車場に9時過ぎに到着する。三本滝は駐車場から20分程の場所にあり、行きはよいよいの下り坂です。吊り橋が見えたら、三本滝は直ぐ傍です。吊り橋を渡って少し上った所に、三本滝の狭い展望所があります。吊り橋までの到着時間はマイペ-スなので、大変バラツキがあり、全員が着くまでに10分程ありました。全員で展望所に上り、しばし三本滝の迫力に目を見張る。三本滝はその名の通り、三本の滝の総称です。向かって右から、黒沢の滝、小大野川の本流の本沢の滝、無名の滝です。冬には氷瀑(2010/2/22撮影)して見ごたえがあるが、ここまで来るのは大変だ。
 次に善五郎の滝へ向かう。この滝に行くには、国民休暇村乗鞍近くのスキ-駐車場付近から遊歩道を下るル-トと道路脇の善五郎の滝駐車場から上るル-トがある。運転手以外は上から、運転の2人は下から行くことにする。善五郎の滝は落差21.5m、幅8mあり、冬には完全凍結する。氷瀑した善五郎の滝(2010/2/22撮影)は一見の価値がある。善五郎の滝駐車場から乗鞍岳が良く見える。
 そこから一の瀬園地、いがやレクレ-ションランド経由で番所大滝に行く。私が、昼食のそば処常念に12時半に予約しているから、時間が急いていると周知。そのせいか、誰も階段を下りた滝の見える上の展望台に行く者はいなかった。結局、番所大滝は見ず終いだった。結果的に、そば処常念に12時に着いたので、番所大滝を見なかったことが心残りになる。そば処常念は古民家の風情ある建物で、昼食場所に選択したが、蕎麦は少し茹で過ぎに感じた。
 ここから安曇野の観光が始まる。まず、そば処常念に近い穂高神社に行く。穗神社は、安曇野の中心的神社です。上高地の明神に奥社が、奥穂高岳の山頂に嶺宮が祀られています。
 次に、安曇野で必ず訪れる大王わさび農場に向かう。途中、門前に「吉祥仁王様の下駄」と呼ばれる大きな下駄がある吉祥山東光寺に寄る。近くのわさびの加工場に案内し、わさび製品を土産に買う。わさびの生産は長野県が1位で、その9割が安曇野産です。なかでも大王わさび農場は日本一の面積を誇ります。週末になると、観光バスが大挙して訪れる一大観光地です。園内は無料で開放されている。そこから、本日最後の見所長峰山に向かう。明科側から入り、田沢側に抜けるル-トを走る。長峰山展望所から、田植えを終えた田園風景、背後の冠雪した北アルプスが一望出来る。あいにく北アルプスは少し霞んでいた。すべてのスケジュ-ルを計画どおり終え、1台は安曇野IC、もう1台は私の自宅経由で梓川SIから、バス組は私の車で松本バスタ-ミナルに行き帰宅の途につく。