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南東北

2007年6月8日(金) 晴

 山形のサクランボマラソンに参加するため、車で東京を出発する。会津、米沢、山形、出羽三山、吾妻・磐梯を巡る、三泊四日の強行旅行です。金曜日仕事を終え、会津若松に直行する。夕食と東山温泉で一風呂浴びて、今夜は鶴ヶ城城近くの公園駐車場で車中泊をする。


2007年6月9日(土) 晴

 外の明るさで早朝に目が覚め、早々に行動を開始する。近くの白虎隊記念館から飯盛山に登り、会津若松の市街地を俯瞰する。その一角にある円通三匝堂、六角三層のお堂で通称会津さざえ堂をお参りする。そこから戸ノ口堰洞穴 経由で鶴ヶ城に行き、人少ない城内を散策する。国道121号線(八谷街道)で米沢市に向かう。ここでは上杉謙信と上杉鷹山で有名な上杉神社と松岬神社を見学する。
 今日の最終目的地、明日のサクランボマラソン会場近くの天童温泉へと車を走らせる。途中、赤湯温泉、上山温泉を通過、右に蔵王の山並みを見ながら山形市に入る。ほどなく天童温泉の宿に着く。


2007年6月10日(日) 晴

 今日が本旅行一番の目的サクランボマラソンだ。疲れがあったのか、2時間をやっと切るタイムでゴールする。昼食後、山寺を目指す。山寺は何度か来たことがあり、駆け足で、本堂から奥の院まで千段余りの階段を登る。そこから、山寺の見所である胎内堂、五大堂、開山堂を巡る。五大堂から山寺駅方向の眺めは見所の一つです。ほぼ1時間で山寺の主要箇所を歩いた。
 今夜は湯治場の風情を残した肘折温泉泊まりだ。寒河江から国道458号線を北上すると、山あいの温泉集落肘折温泉に到着する。今夜の宿は、日本秘湯を守る会のメンバー元河原湯だ。料理は当旅館おすすめの囲炉裏会席とした。マラソンの疲れもあり、ぐっすりと眠れた。


2007年6月11日(月) 晴

 6時頃朝風呂に入り、定番の早朝朝市に出かけた。朝食を済ませ、本日の観光、出羽三山に出発する。途中、日本の棚田100選に認定されている大倉村四ヶ村の棚田を写真に収め、最上峡を通過するが、予定盛り沢山のため最上川下りはスル-する。
本日の最初の目的地羽黒山には11時前に到着する。まず定番の
黄金堂を見学する。羽黒山参詣道の入り口の随神門から参道に入る。最初に樹齢千年以上の爺杉が霊験を持って迎える。羽黒山五重塔を過ぎると急坂の石段となる。
階段中間地点のお茶屋さんで小休憩して、山頂の茅葺のお社羽黒山三神合祭殿に到着する。
蜂子社、参集殿、三神合祭殿を巡り、鏡池から三神合祭殿を写真に撮る頃12時になっていた。
 次の目的地湯殿山には15時頃の到着となる。
湯殿山域は
大鳥居のみの撮影となった。湯殿山神社本宮は写真撮影禁止となっている。インターネット上では沢山の写真が公開されているが。素足で御神体に参拝して、駐車場に引き上げる。
 本日の目的を終え、今夜の宿新高湯温泉吾妻旅館に向かう。吾妻旅館も日本秘湯を守る会のメンバーになっており、名のとおり三峡の高台に位置していた。17時過ぎの遅い到着となる。
木をくり貫いた露天風呂が印象的だった。


2007年6月12日(火) 晴

 今日は100名山の吾妻山に登山する。途中までリフトがあるので、比較的楽に登れる山だ。車で天元台スキ-場の白布湯本ロ-プウェイ駅リフト乗り場に行き、9時頃のリフトで北望台登山口に向かう。登山コ-スは、往路がかもしか展望台から西吾妻山(2,035m)へ、復路が西吾妻山から吾妻山高度指導標(1,963.6m)のある人形岩経由とした。登山道には木道が整備されていたが、6月にもかかわらず一部雪で埋もれていた。吾妻山の景観にかかせないいろは沼から梵天岩を経由して、西吾妻山山頂に11時に登頂する。帰りは天狗岩にある吾妻神社に立ち寄り、人形岩経由で、往路より時間をかけて下山する。白布湯本ロ-プウェイ駅には13時頃着き、4時間程の山行だった。
 そこから裏磐梯の五色沼に車を走らせる。
毘沙門沼と磐梯山のコラボ゙レイションが見事だった。遊歩道を散策していると、17時前になり、荻窪には夜遅くの帰宅となった。