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羅臼岳(1,657.7m)登山記

2016年8月28日(日) 雨
 羅臼岳岩尾別登山道入口_頂上まで6.9KmMap (7:32 31分) ⇒ オホ-ツク展望台_残り5.9Km(8:03 22分) ⇒ 650m岩峰_残り5.0Km(8:25 18分) ⇒ 弥三吉水_残り4.3Km(8:43 34分) ⇒ 仙人坂_残り3.0Km(9:17 30分) ⇒ 大沢入口_残り2.0Km(9:47 39分) ⇒ 硫黄山分岐(10:26 41分) ⇒ 岩清水_残り0.6Km(10:52 41分) ⇒ 羅臼岳_1,658m(11:33)
 羅臼岳_1,658m(11:35 31分) ⇒ 岩清水(12:06 15分) ⇒ 羅臼平(12:21 23分) ⇒ 大沢入口(12:44 22分) ⇒ 仙人坂(13:06 37分) ⇒ 650m岩峰(13:43 16分) ⇒ オホ-ツク展望台(13:59 24分) ⇒ 羅臼岳岩尾別登山道入口(14:23)
 木下小屋(14:56 45分) ⇒ カムイワッカ湯の滝(15:41-16:00 40分) ⇒ オシンコシンの滝(16:40-16:50 1時間10分) ⇒ ホテル緑清荘(18:00-19:20 44分) ⇒ 清岳荘(20:04)

 前日、雌阿寒温泉から150Kmを車で移動して、木下小屋に宿泊する。途中斜里道の駅で夕食を済ませ、19時15分に到着する。暗くなっていたので、木下小屋を捜すのに多少手間取った。小屋は寝袋持参だったが、必要ないほど暖かかった。5時過ぎに目覚めると、外は霧雨が降っていた。昨夜入浴しなかった露天温泉風呂に入る。山小屋の主人の話によると、札幌方面は天気が良いらしい。また何人か登っていったと言う。それを聞き、予定通り登ることにした。連れと朝食、雨具の支度等をしていると7時を過ぎてしまった。結局、羅臼岳岩尾別登山道入口を7時32分に出発する。しばらく行ったところの祠に安全祈願する。笹原と灌木の中の登山道は良く整備されていて歩き易い。オホ-ツク展望台まで一気に登るが、視界がないためその後も歩き続けるだけだ。大沢入口を2時間15分で通過する。登山道は多少水を含んでいるが気にする程ではない。雨は止むことなく、降り続けている。そこから10分程進むと最初の岩場にぶつかる。
 そこを抜けると、石清水分岐までハイマツ帯のガレ場が続く。頂上まで600mの石清水を超え、頂上直下に近づくと急峻な岩場となる。その頃から雨と風が強くなり、疲れと相まって危険を感じる。慎重に時間をかけ、4時間をかけて11時33分羅臼岳山頂に立つ。少し前に年配の夫婦が登頂していた。私たちは、登頂写真を撮り、早々に下山を開始する。
 復路は往路を戻ることになるが、往路より雨が強く、視界は増々悪くなった。先ほどの夫婦が心配になるほどだ。羅臼温泉ル-ト分岐点の羅臼平に着いて一安心する。ここまで46分を要する。ここからは歩き易い登山道を一気に下る。羅臼平から仙人坂を59分で通過し、羅臼岳岩尾別登山道入口に1時間2分で下山した。雨の中を往路4時間1分、復路2時間48分で歩いた。視界は全く得られず、登頂した結果のみ残った山行だった。明日は斜里岳の予定だが、増水が心配だ。
 景色を楽しむ時間がなかったため、意外に早い時間14時半頃に下山することが出来た。その頃には雨は殆どあがっていた。そのため、知床の観光をして、斜里岳の登山起点清岳荘に行くことにする。まずめったに行けないカムイワッカ湯の滝に寄る。その帰り、オシンコシンの滝を見物する。清岳荘に近いホテル緑清荘に日帰り入浴出来るので、食事と入浴をする。清岳荘に着いた時は20時を過ぎていた。予約していたが、予約名簿になかった。幸い、当日は女性客一人のみで、私たちは大部屋を独占することが出来た。寝袋と布団を持ち込み、ゆったり就寝することが出来た。清岳荘は平成16年に建ったばかりの村営のりっぱな施設で、非常に快適だ。

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最寄りの温泉

北海道

木下小屋(0152-24-2824)

 ・所在地:北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉内
 ・浴室:露天風呂
 ・方式:かけ流し
 ・泉質:塩化物泉
 ・営業時間:10:00~18:00(6-9月)
 ・休館日:10~5月
 ・入湯料:200円
 ・割引:
 ・観光スポット:知床五湖、カムイワッカ湯の滝

北海道

岩尾別温泉露天風呂

 ・所在地:北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉内
 ・浴室:露天風呂
 ・方式:かけ流し
 ・泉質:	純食塩(39.6℃)
 ・営業時間:通年
 ・休館日:無休(冬季通行止め)
 ・入湯料:大人:無料
 ・割引:
 ・観光スポット:知床五湖、カムイワッカ湯の滝