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大峰山_八経ヶ岳(1,915m)登山記

2016年10月31日(月) 晴
 堺市南区若松台(5:30 1時間45分) ⇒ 行者還トンネル西口登山口Map (7:15 54分) ⇒ 奥駈道出合(8:09-8:13 20分) ⇒ 弁天の森(8:33 23分) ⇒ 聖宝ノ宿跡(8:56 53分) ⇒ 弥山小屋(9:49 3分) ⇒ 弥山天河奥宮(9:52-9:55 7分) ⇒ 弥山小屋(10:02 25分) ⇒ 八経ヶ岳_1,915m(10:27)
 八経ヶ岳(10:42 16分) ⇒ 弥山小屋(11:03-11:21 37分) ⇒ 聖宝ノ宿跡(11:58 26分) ⇒ 弁天の森(12:24 22分) ⇒ 奥駈道出合(12:46 50分) ⇒ 行者還トンネル西口登山口(13:36)

 2015年7月25日の薬師岳に同行した友人2人揃ってのひさしぶりの登山です。今回は堺市南区若松台に住む友人宅に前後泊し、大峰山_八経ヶ岳(1,915m)、大台ヶ原_日出ヶ岳を日帰りする登山です。友人宅を早朝5時半頃出発し、国道309号線を通り行者還トンネル西口駐車場に7時5分到着する。行者還トンネルに至る手前10Km程は、国道309号線となっているが、すれ違い困難な1.5車線程の道路です。行者還トンネル入口に崩落のため不通の表示があり、大台ヶ原への最短ル-トが閉ざされる。大台ヶ原は八経ヶ岳下山後に考えることにする。1,000円の駐車料金を支払い、行者還トンネル西口登山口を7時15分に出発する。出始めは川に沿った広い登山道で、暫く進むと急な尾根になる。沢山根の張り出した、落葉ではっきりしない登山道だ。尾根伝いなので迷うことはない。紅葉は終わりに近いが、時折鮮やかな色付きの木を発見する。奥駈道出合に54分で到着する。行者還岳、山上ヶ岳はここで分岐する。休憩を兼ねて、大峰山系の景色に見入る。そこからなだらかな上りとなり、20分で開けた弁天の森に着く。この地点が最初のピ-クである。
 ここからは緩やかな下りとなり、弥山、八経ヶ岳が視界を現わす。鞍部の聖宝ノ宿跡に23分で着き、弥山まで最後の上りが始まる。落葉して見通しの良い登山道を30分程進むと、整備された木段となる。携帯のアンテナマ-クが出たので、ポケモンGoを起動すると何とゴ-ストが現れるではないか。写真を撮りゲットする。携帯が使えたのはこの場所だけだった。木段は歩き易いが、段差があるので結構疲れる。弥山小屋は大きな建物で、営業期間は終わっていた。
 天河奥宮を参拝して、弥山小屋に戻る。弥山小屋横が八経ヶ岳登山口になっている。八経ヶ岳へは、一旦下り、上り返すことになる。樹林帯を枯木の目立つ鞍部まで10分程下る。そこから15分程登れば八経ヶ岳(1,915m)山頂だ。途中鹿によるオオヤマレンゲ食害防止の柵が施されているので、柵の開け閉めがある。
 山頂は360度展望が開けている。これから登る予定の大台ヶ原も良く見える。大峰山系の連なりは非常に長い距離を感じる。印象に残ったのは、枯木の多さだ。見た目は奇麗だが、木の墓場のようだ。私たちの他に2人の登山者がおり、見渡せる山のレクチャ-を受けた。15分程留まり弥山小屋に引き返す。私は弥山小屋に近い国見八方睨みまで行ってくる。あいにく雲が沸いてきて大台ヶ原、大峰山系は視界が遮られる。弥山小屋ベンチで昼食タイムを取る。復路は大台ヶ原登山の時間を稼ぐため、休憩無しで下りた。弥山小屋まで、往路2時間47分、復路2時間15分だった。

大台ヶ原_日出ヶ岳(1,695m)登山記

 行者還トンネル西口登山口(13:36 2時間29分) ⇒ 大台山上駐車場(16:06 19分) ⇒ 正木峠分岐(16:25 4分) ⇒ 日出ヶ岳_1,695m(16:29-16:42 28分) ⇒ 大台山上駐車場(17:10-17:15 2時間10分) ⇒ 堺市南区若松台(19:25)
 行者還トンネル西口登山口の下山時間は13時36分なので、行者還トンネルから先の国道309号線が通れれば、余裕で大台ヶ原の日出ヶ岳に登れるのだが。この日は残念ながら崩落のため通行止めである。時間が遅くなることを覚悟で、国道169号線まで戻る。国道309号線に比べて、格段に道路状況が良かったので、大台山上駐車場到着は2時間29分後の16時5分だった。予定より1時間以上のロスである。近くの人に日出ヶ岳登山口を聞くと、これから登ると日が暮れるといわれる。ここまで来たら登るしかないと、ライトを用意して出発する。登山道は良く整備された遊歩道で、運動靴で大丈夫だ。八幡平と似たような感じで、山群の最高峰だけ登るのだと登山とは言えないかも。周辺の山域を含めた山歩きをすべきだろう。今回は時間がないので諦める。正木峠との分岐までの1.6Kmを19分で駆け上る。そこから山頂までは木の階段が続く。日出ヶ岳(1,695m)展望台には23分で着き、明るい時間帯で周囲の山並みを見ることが出来た。下りは普通に歩いたので、28分で往路より時間を要した。それでもまだ明るかった。大台ヶ原ドライブウェイの途中で日が落ちたが、雲が多く夕日は確認出来ず。紅葉は端境期を過ぎ、色褪せていた。帰りは高速道路を利用したので、友人の自宅堺市南区若松台に2時間10分で着く。道路不通により計画変更を強いられたが、予定通り紀伊の100名山を2座登ることが出来た。