甲武信岳(2,475m)登山記

2016年10月16日（日）　晴
　甲武信岳毛木平登山口_1,460m➠ Map (7:58　23分) ⇒ 大山祇神社(8:21 1時間10分) ⇒ ﾅﾒ滝_1,783m(9:31　1時間10分) ⇒ 千曲川源流_2,200m(10:41-10:59 18分) ⇒ 尾根分岐_2,300m(11:17　23分) ⇒ 甲武信岳_2,475m(11:40-12:02 16分) ⇒ 甲武信小屋(12:18)
　甲武信小屋(13:06 19分) ⇒ 甲武信岳(13:25　17分) ⇒ 尾根分岐(13:42 21分) ⇒ 千曲川源流(14:03 54分) ⇒ ﾅﾒ滝(14:57 58分) ⇒ 大山祇神社(15:55　17分) ⇒ 甲武信岳毛木平登山口(16:12)
　今回の登山は、何回か同行したことのある知人2人と娘の4人ﾊﾟ-ﾃｨです。登山ｺ-ｽは、日の短いこの時期日帰り可能な毛木平登山口とする。安曇野の自宅から、梓川ｽﾏ-ﾄに入り長坂ICを出て、1時間半程で川上村の毛木場駐車場(60台)に着く。到着時刻は7時46分で、駐車場は既に満車状態だった。車止めｹﾞ-ﾄのある甲武信岳毛木平登山口を7時58分に出発する。大山祇神社近くまで車の通れる林道を進む。途中に車が2台駐車していて、林道終点近くには駐車禁止の標識がある。大山祇神社傍に千曲川源流4Kmの表示がしている。千曲川源流まで川沿いに緩斜面の登山道が続いている。登山道は広くなったり狭くなったりの繰り返しです。千曲川とは平行したり、時には高巻きする。それに従い、川音は強弱の変化をする。時々木橋があったり、測流水を渡ったりする。ﾅﾒ滝まで、ﾀﾞｹｶﾝﾊﾞが間隔広く植生しているので、解放感のある空間が広がり、太陽の木漏れ日を浴びる。「千曲川源流に至る」「千曲川源流」の標識がやたらに多い。
　ﾅﾒ滝へは1時間半程で、全員疲れもなく到達する。ﾅﾒ滝は、滝というよりﾅﾒ岩と言った方が適当かも知れない。休憩するには、良いﾎﾟｲﾝﾄです。 ﾅﾒ滝からｼﾗﾋﾞｿ林に変わり、樹林も密集して登山道らしくなる。そこから、さらに千曲川源流までの距離表示が増える。2.1Km、1.8Km、1.45Km、0.9Km、0.35Kmと。甲武信岳はどこへいったのかな。ﾅﾒ滝から1時間10分で、千曲川信濃川水源地標のあるﾌﾗｯﾄな場所に着く。少し降りた所に、千曲川源流地点がある。ここから上は地下水流になっているのだろうか。源流の水で水分補給し、暫く休憩する。
　ここから急坂を20分程登りきると尾根道に達する。右方向は、国師ヶ岳、金峰山に至る縦走路で、甲武信岳は左方向に進む。ここまで来れば山頂は間近だ。しばらく石楠花の葉が見られる低木帯を進むと、視界が開け岩稜になり、すぐ甲武信岳山頂(2,475m)に達する。山頂は昼休憩する人で賑わっている。あいにく富士山は裾野だけしか見えないが、北方向は北ｱﾙﾌﾟｽまではっきり見通せる。登頂写真を撮り、しばし景色を楽しむ。少し肌寒いため、ﾄｲﾚと昼食のため甲武信小屋まで降りることにする。ここで小一時間過ごす。その間数組の登山者が訪れる。甲武信小屋近くに荒川水源の碑があるが、誰も行くとは言わなかった。
　明るい時間に下山するため、下りはｽﾋﾟ-ﾄﾞｱｯﾌﾟする。山頂手前の南方向が開けた場所で一息し、19分で登り返す。後は下るのみだ。尾根分岐で、まだ登って来る登山者ｸﾞﾙ-ﾌﾟに会う。小屋泊まりのようだ。明日は天気が崩れるのだが。さらに下ったところで山頂から千曲川源流を折り返して登って来る登山ｸﾞﾙ-ﾌﾟとすれ違う。千曲川源流でﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙの水を入替ると、すぐ下山を続ける。そこからﾅﾒ滝まで、源流までの距離表示でﾍﾟ-ｽを確認しながら下る。時間は15時頃になっていたが、その先は歩き易い登山道なので、日が暮れる恐れはない。結局、山頂から千曲川源流まで38分、ﾅﾒ滝まで1時間32分、登山口まで2時間47分で下りきる。駐車場の車は殆ど無くなっている。17時に帰路途中の滝見の湯に寄り、疲れと汗を流す。そこを17時50分に出発して、自宅には19時30分頃帰宅する。

最寄りの温泉

 ・所在地：長野県南佐久郡南相木村5633-1

 ・浴室：内風呂、露天、ｻｳﾅ、ﾐｽﾄｻｳﾅ、打たせ湯

 ・方式：加水、加温

 ・泉質：単純温泉

 ・営業時間：10:00～21:00(4/1～12/31)

             10:00～20:00(1/1～3/31)

 ・休館日：第3火曜日(祝日は翌週),12/31-1/1

 ・入湯料：450円、11回4,500円

 ・観光ｽﾎﾟｯﾄ：犬ころの滝