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苗場山(2,145.3m)登山記

2013年10月14日(月) 晴
3合目登山口Map (8:00 1時間23分) ⇒ 8合目(9:23 33分) ⇒ 苗場山山頂(9:56)
苗場山山頂(10:30 1時間30分) ⇒ 3合目登山口(12:00)
GPSデーター(3合目登山口→苗場山山頂)
時間:1時間56分、距離:6.25Km、高度:up/983M down/153M、平均速度:up3.17Km/h
GPSデーター(苗場山山頂→3合目登山口)
時間:1時間30分、距離:5.4Km、高度:up/130M down/972M、平均速度:up3.50Km/h

 往きは、豊田飯山ICから国道117号、津南町より国道405号を利用して、小赤沢橋を過ぎたところを左折し、林道をしばらく行った目的地小赤沢3合目に向かった。登山口まで迷うことなくすんなり行く。たいてい大回りしたり、行き過ぎたりして時間をロスするのが常だった。3連休の最後だったが、駐車場は100台以上止まっていたように思う。
 今日は8時ジャストの出発です。登山届を出して、3合目登山口を丁度同時間に出発した3人連れについて行く。結構速いペースで進んでいたので、何人かを追い越した。最初は比較的緩斜面だったので、格好のウォーミングアップになった。水場で3人が休憩したので、そこから単独行となる。登山道はぬかるんでいて、木の根っこが多いので、滑らないよう慎重に歩を進める。緩斜面を過ぎると、瓦礫の急斜面となり、ところどころにロープと鎖が固定されていた。8合目を9時23分に通過する。昨日まで季節外れの猛暑だったが、今日はうって変わって涼しい登山日和だった。そのせいもあり快調なペースで進む。しばらく行くと、急に視界が開け、木道敷きの湿原となった。頂上まで1,2Kmの表示を見て、益々ペースが上がる。この時期、高山植物は跡形もなく姿を消し、紅葉も少し早めで、見どころには中途半端だった。しかし、広大な湿原の中で、池塘に枯草、紺碧の空が絶妙に溶け込んで、すばらしい景観を演出してくれていた。南方面は雲が多く山並みが隠れていたが、西方面は鳥甲山の嘴のような山容、岩菅山の山塊を見ることが出来た。苗場山荘を確認して、程なく進むと山頂に到達した。時計を見ると9時55分だった。2時間足らずで登ったことになる。山頂は木で覆われ、展望はきかなかった。山名と標高が書かれた木標識の前は、記念写真を撮る登山客で順番待ちだった。
 そこから湿原を木道に沿って、カッサ湖が見える地点まで行った。そこからは湯沢まで見通せた。苗場山荘ベンチで早い昼食を済ませ、10時30分に下山を開始する。写真を撮りながら、池塘と鳥甲山を視界に湿原の中を下る。多くの登山客とすれ違うので、その度に狭い木道で停止する。湿原を過ぎて、急坂の下山道からは、スリップだけを用心しながらただひたすら下る。この時間まだ多くの登山客が登って来る。登山口には、計ったかのよう12時きっかりに到着する。
 早かったので、帰りは上野原温泉,奥志賀高原経由、小布施ICからにした。のよさの里の上野原温泉で汗をながした。内湯と露天風呂は離れていた。長い屋外廊下を歩いた先の露天風呂では、鳥甲山が眼前に聳えていた。切明温泉河原の露天風呂では、多くの水着の若い女性が入湯していた。奥志賀高原は紅葉には少し早いような気がした。行楽日和ということもあって、狭い国道405号では多くの車とすれ違った。

最寄りの温泉

屋敷温泉秀清館(025-767-2168)

露天風呂と中津川のせせらぎに癒される。温泉は天候により湯色が変化する。

 ・所在地:長野県下水内郡栄村境17599-3
 ・浴室:内風呂、露天(セパレート)
 ・方式:かけ流し
 ・泉質:,Na.Ca,塩化物.硫化塩泉(58.9℃)
 ・営業時間:11:00~15:00
 ・休館日:不定休
 ・入湯料:大人:500円
 ・割引:100円割引パンフレット
 ・観光スポット:秋山郷、苗場山、鳥甲山

上野原温泉(025-767-2345)

平家落人伝説秋山郷の、江戸時代の風情漂う牧之の宿「のよたの里」にある。露天風呂からは鳥甲山を眼前に望める。

 ・所在地:長野県下水内郡栄村境18020-49
 ・浴室:内風呂、露天(セパレート)
 ・方式:かけ流し
 ・泉質:,Na.Ca,塩化物.硫化塩泉(58.9℃)
 ・営業時間:10:30~19:00(冬季18:00)
 ・休館日:
 ・入湯料:大人:500円
 ・割引:100円割引パンフレット
 ・観光スポット:秋山郷、苗場山、鳥甲山