金松寺山(1,625m)、天狗岩(1,963.9m)登山記
2016年4月6日(水) 晴
林道車止めゲ-ト➠ Map (10:30 49分) ⇒ 登山口(11:19 53分) ⇒ 天狗岩分岐(12:12 10分) ⇒ 金松寺山(12:22)
金松寺山(12:26 11分) ⇒ 下山路分岐(12:33 48分) ⇒ 天狗岩(13:21 13:34 34分) ⇒ 下山路分岐(14:08 10分) ⇒ 天狗岩分岐(14:18 30分) ⇒ 登山口(14:48 37分) ⇒ 林道車止めゲ-ト(15:25)
明日天気が崩れる予報だったので、近くで残されている信州ふるさと120山の金松寺山に登ることにする。この山は旧梓川村で毎年村民登山を行っていた山のようだ。曹洞宗金松寺横の林道を進むと、林道車止めゲ-トにぶつかる。一般車はここまでで、ゲ-ト前に車を5台程置けるスペ-スがある。林道車止めゲ-トの鎖をはずし、10時30分に登山開始する。10分程行くと2つ目の車止めゲ-トがあり、その横をすり抜ける。雪によるかなりの倒木があるが、林道が広いためそんなに苦労しない。40分程で林道終点に着き、ここが登山口になっている。そこの広場で昼食を摂っている年輩者に会い、しばらく話をする。運動のためここまでよく歩いて来るらしいが、登山はやらず引き返すという。登ったことはあるが、いつも暗いうちから登るという。
登山口を11時19分に出発する。登山道は全体的に岩も根っこも殆どなく非常に歩き易い。登り始めてまもなく数か所倒木で登山道が塞がれるが、大した時間ロスはない。じぐざぐの整備された登山道を30分程登ると、シカ避けのゲ-トがある。登山道沿いには、沢山のネットが張り廻られている。さらに5分程進んで2番目のシカ避けゲ-トを過ぎると、じぐざぐの間隔が長くなる。さらにしばらく行くとフラットな巻き道となり、少し上ると天狗岩分岐に達する。
そこを左に道をとると、少し雪が残っているが10分程で金松寺山の山頂に至る。山頂は木々に覆われ眺望が悪い。わずかに雪を纏った乗鞍岳を認めた。また頂上には何の表記もなく、ベンチと三角点があるのみだ。
早々に辞して天狗岩に向かう。下山路分岐鞍部まで一旦下り、再び上り返す。しばらく歩くとフラットな尾根道が続く。このあたりから雪が多くなる。天狗岩の山稜の二つの高みが見え、右から左に進むようだ。フラットな登山道が終わると、急坂になりさらに残雪が多くなる。登りつめた先にまだ小高いピ-クがあり、まだなのかと思っていると天狗岩の標識が見えた。天狗岩からは大滝山の稜線越に穂高岳を望む。また右から左に、乗鞍岳、御嶽山、南アルプス、富士山、八ヶ岳のパノラマが広がる。目の前には鉢盛山と松本平が展望出来る。
下山は金松寺山を経由しないで、下山路分岐から金松寺山をショ-トカットする。天狗岩分岐までの登山道は、日当たりが悪いのか雪道の連続だ。天狗岩分岐からは快調に下り30分程で登山口まで下りきる。そこに蕗の薹が沢山あったので、摘んで持ち帰る。登り終えると、林道は単調で長く感じられる。林道車止めゲ-トまで、所要時間5時間の山行だった。