八甲田大岳(1,584m)登山記

2016年9月2日（金）　雨のち晴
　八戸港(5:15　1時間19分) ⇒ 谷地温泉(6:34 8分) ⇒ 傘松峠(6:42　7分) ⇒ 酸ヶ湯大駐車場➠ Map (6:49)
酸ヶ湯大駐車場_大岳まで4.2Km(7:13 9分) ⇒ 大岳まで3.6Km地点(7:22　12分) ⇒ 大岳まで3.0Km地点(7:34 9分) ⇒ 大岳まで2.5Km地点(7:43 9分) ⇒ 大岳まで2.0Km地点(7:52 18分) ⇒ 仙人岱(8:10 25分) ⇒ 鏡沼(8:35 5分) ⇒ 八甲田大岳_1,584m(8:40)
　八甲田大岳(9:26 9分) ⇒ 大岳ﾋｭｯﾃ(9:35　27分) ⇒ 酸ヶ湯まで3.4Km(10:02 5分) ⇒ 丸沼展望台(10:07 13分) ⇒ 展望台(10:20 10分) ⇒ 酸ヶ湯まで1.4Km(10:30 7分) ⇒ 城ヶ倉_酸ヶ湯まで0.9Km(10:37 5分) ⇒ 酸ヶ湯まで0.5Km(10:42 10分) ⇒ 酸ヶ湯温泉登山口(10:52)
　前日までに、北海道の100名山の旅を終え、苫小牧港からｼﾙﾊﾞ-ﾌｪﾘ-で八戸港に今朝4時45分に着岸した。下船するまで結構時間がかかり、八戸港を5時15分の出発となる。小雨模様の天気で先行き心配だ。8月31日東北地方に上陸した台風10号の影響が懸念される。北海道洞爺湖周辺の大木の倒木をを見ているので、その感が強い。酸ヶ湯温泉駐車場まで、国道45、102、103号線を経由して、73Kmを1時間34分で走行する。酸ヶ湯温泉駐車場は舗装された広いｽﾍﾟ-ｽで、公衆ﾄｲﾚが完備されているので、車中泊すのに最適です。この日は平日ということもあり、駐車している車は数台だった。着く頃には、天気が完全に回復していた。
　さっそく登山準備して八甲田山神社登山口を出発することにする。前日の雨のためか登山道はぬかるんでいる。出始めの木段で足を滑らせる。やばいと思ったが、膝の擦り傷だけで出血はしたが大事に至らなかった。気を取直して慎重に足を運ぶ。直ぐに二人を追い越す。登山道は雑木の中を通り、時々根っこを張り出している。大岳まで2.0Km地点からｶﾞﾚ場の道となる。さらに進むと笹原となり、湿地帯に木道が整備されている。八甲田清水(仙人岱)に休息所があり、高田大岳の分岐になっている。前方には、八甲田大岳が見事な円錐の裾野を展開している。
　この一帯はｱｵﾓﾘﾄﾄﾞﾏﾂの群林になっている。頂上近くになり、ﾛ-ﾌﾟの柵と鉄柵でくくられた岩場がしばらく続く。やがて両生類の生息する鏡沼を超えると、山頂は目の先だ。八甲田大岳(1,584m)山頂には8時40分の到着で、1時間27分のﾈｯﾄﾀｲﾑだ。山頂は2人の先客がおり、さらに2人が登って来た。多少雲があるが360度の大展望だ。明日登る予定の岩手山もはっきり視野の中にある。しばし、登山者と山の話と絶景で時間を忘れる。復路は大岳ﾋｭｯﾃ経由で酸ヶ湯温泉に下る。山頂で46分過ごして、山頂を後にする。
　八甲田ﾛ-ﾌﾟｳｪ-の山頂公園駅と赤倉岳を正面に見ながら、大岳ﾋｭｯﾃまで一気に下る。展望のある登山道を10分程歩くと、笹原と低木に囲まれた道となる。酸ヶ湯まで3.4Km地点から、湿地帯の木道となる。やがて丸沼の木造展望台に着く。ここから赤倉岳_1,548m、井戸岳_1,550m、そして八甲田大岳_1,584.4mの北八甲田連邦が一望出来る。そこから5分程進むと木段の急坂で、危険の表示がある。5分程下るとさらに木道が続く。この一角にも木造展望台があり、一息つくには絶好の場所です。酸ヶ湯まで1.4Km地点近くで木道は終り、笹原と灌木帯になる。酸ヶ湯まで0.5Km地点を過ぎると、眼下に酸ヶ湯温泉の建物と酸ヶ湯大駐車場が見える。酸ヶ湯温泉登山口に10時52分に着く。往路1時間27分、復路1時間26分でほゞ同ﾀｲﾑの山行だった。
　酸ヶ湯温泉の一角に辰五郎清水と命名された湧水があったので、すべての入物を満杯にした。酸ヶ湯温泉は千人風呂(混浴)が有名なので、600円でさっそく入浴する。浴室内は天井が高く、総木造で風情がある。浴槽は男女更衣室から入ると、間に衝立がある。男更衣室から入った広い方の浴槽は、男女ｽﾍﾟ-ｽの表示がある。さすがにこちらの浴槽に女性の姿はなかった。この日は新玉川温泉で同期会があるので先を急ぐ。国道102、103、282、341号線を通り、121Kmを奥入瀬渓谷、十和田湖観光しながら4時間程で移動する。

最寄りの温泉

 ・所在地：青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地

 ・浴室：内風呂(仙人風呂)

 ・方式：かけ流し

 ・泉質：酸性硫黄泉

 ・営業時間：7:00～18:00

 ・休館日：無休

 ・入湯料：600円

 ・観光ｽﾎﾟｯﾄ：八甲田ﾛ-ﾌﾟｳｪｲ、水連沼