五竜岳(2,814m)登山記
2014年7月27日(日) 雨のち曇
とおみ駅➠ Map ⇒ 五竜岳登山口_アルプス展望リフト(11:08 1時間07分) ⇒ 小遠見山(12:15 27分) ⇒ 中遠見山(12:42 38分) ⇒ 大遠見山(13:20 29分) ⇒ 西遠見山(13:49 14:20 1時間44分) ⇒ 五竜山荘(16:04) 宿泊(9,500円)
本登山は、娘等と3人連れの1泊2日の山行です。安曇野を8時すぎに出発して、五竜とおみ駅へ向かう。出発時点では晴れていたが、大町に近づくにつれて天候が怪しくなった。青木湖付近から、とうとう雨模様になり、次第に本降りになった。とりあえずテレキャビンとおみ駅へ行って、登山の是非を判断することにした。しばらく待機していると小降りになったので、決行することにした。
テレキャビンとアルプス展望リフトがセットになっている登山切符(1,300円)を購入して乗車する。途中ゴンドラに雨がたたきつけていた。アルプス平駅に着いてレインウェアを身に付ける。展望リフト乗り場へ踏出すと、何と雨が止み薄日が射しだした。急遽レインウェアを脱ぎ、再出発する。幸いそこから下山まで雨に降られることはなかった。雨模様にもかかわらず、白馬五竜植物園には沢山の人が来ていた。アルプス展望リフトを降りる頃には、白馬の街並みの視界が開けていた。
五竜岳登山口を出発してすぐ登山道が分岐しており、私たちは地蔵ノ頭経由とした。地蔵ノ頭には地蔵ケルンがあり、記念写真と鐘を鳴らし通過する。そこからは陽が射す中、木々の陰になったり、日差しを浴びたりを繰り返しながら、尾根道をゆっくりペースで進む。登山道は木が階段状に設置されていて、雨上がりにもかかわらず快適である。土曜日に登った人だろうか、多くの下山者に会う。途中雨に降られたのか、びっしょり濡れていた。小遠見山まで標高差400mを1時間程で一気に登った。そこから頂上付近にわずかな雲を纒った五竜岳が見通せた。
中遠見山、大遠見山とアップダウンを繰り返して、1時間半で西遠見山に着く。登山道には時折水たまりが出来ていて、靴を濡らすことになった。ここで昼食タイムを取る。目の前には沢山の雪が残っていた。ここから見る五竜岳の山頂は遥か先である。娘は多少くたびれたようだったが、登山マップを見て以外に山荘が近いことを知り、元気を盛り返したようだ。白岳まではガレ場の急坂が続く。ピッチはなかなか上がらないが、色とりどりの高山植物で疲れを癒してくれる。度々立ち止まり、写真を撮ることになる。山荘まで僅かに迫り、白岳に達すると風が強くなり急に寒くなった。当初予定通り16時頃山荘に到着した。
宿泊手続きをして、外は寒いので食事まで部屋で休養する。日曜日だったが大勢の宿泊者がいた。1,2階あり、私等は2階の杓子で、他の客はいなかった。1階はかなり混んでいたのでラッキーである。夕食はカレーライスだった。登山客は超熟年の団体が多いが、男女を問わずカレーのおかわりをするのには驚いた。また非常に賑やかだ。明日の予定は、私は五竜に車を置いているので五竜岳登頂後、同一ルートを引き返す。娘等は唐松岳まで縦走して、黒菱スキー場の駐車場でおち合う。
2013年8月28日(月) 晴時々曇
五竜山荘(6:13 49分) ⇒ 五竜岳山頂(7:02 7:19 1時間) ⇒ 五竜山荘(8:19 8:38 43分) ⇒ 西遠見山(9:21 15分) ⇒ 大遠見山(9:36 20分) ⇒ 中遠見山(9:56 12分) ⇒ 小遠見山分岐(10:08 43分)
⇒ アルプス平駅(10:51 11:07 50分) ⇒ とおみ駅(11:57)
朝食後6時13分に手ぶらで山頂を目指す。五竜岳を含めみごとな視界だ。しばらく歩くとシャクナゲの白い花が沢山咲いていた。ガレ場のゆるやかな道を気持ちよく歩を進める。頂上間近は、鎖がある急な岩場の正念場だ。五竜岳に登りつくと、左に双峰の鹿島槍ヶ岳、右に剱岳につらなる山稜が雲海の上に顔を覗かせる。八峰キレットに至る急峻な狭い尾根が一望された。しばらく眺望を楽しんでいると、急に雲が湧き上がり、視界がさえぎられるようになった。山頂を後に山荘まで慎重にユーターンする。何故か帰りの方に時間を要した。
山荘から2方向に別れて下山を開始する。私は単独で、下山は得意としており、リフト口近くへ2時間弱、アルプス平駅へ2時間13分で着いた。登山道のぬかるみは完全になくなっていた。途中かなりの登山者とすれ違った。今日も平日にかかわらず、白馬五竜植物園は沢山の観光客で賑わっていた。時間があるので、植物園をしばらく散策して、歩いてとおみ駅まで下ることにした。そこで、花の手入れをしている係員に下山ルートを尋ねると、皆さんテレキャビンに乗っているよというばかりで、なかなか教えてくれない。ようやくスキー場巡回用道路があることを聞き出したが、工事用車両が多いので止めた方が良いといわれた。時間があまりに多いので、そこを下ることにした。急坂だったが、砂利道の広い道路がとおみ駅まで続いていた。工事用車両には2台とすれ違った。
駐車場から、途中で飲み物を仕入れ黒菱駐車へと向かった。黒菱駐車場に車を置いて、急坂を徒歩で黒菱平まで登る。そこのリフト乗り場で娘等を待つ。13時から到着の14時40分まで、2時間近く待つことになる。その間、リフトには小学生の集団、ツアー客、家族連れを多く見かけた。外国人も散見された。見晴らしの良い白馬ハイランドホテルの天神の湯で汗を流し帰宅した。
立ち寄り温泉
白馬八方温泉おびなたの湯(0261-72-3745)➠ Map
・所在地:長野県北安曇郡白馬村北城9346
・浴室:露天
・方式:かけ流し
・泉質:アルカリ性単純温泉(52.4℃)
・営業時間:10:00~18:00,11:00~16:30(3-4)
・休館日:11上~2末
・入湯料:大人:500円
・割引:観光案内所等に100円割引券
・観光スポット:白馬岳
白馬八方温泉郷の湯(0261-72-6541)➠ Map
・所在地:長野県北安曇郡白馬村北城5170
・浴室:内風呂、露天
・方式:かけ流し
・泉質:アルカリ性単純温泉(52.4℃)
・営業時間:12:00~21:00(受付20:30)
・休館日:火曜(12下~3末)
・入湯料:大人:500円
・割引:観光案内所等に100円割引券
・観光スポット:栂池自然園、白馬五竜高山植物園
白馬岩岳ゆり園、青鬼集落
白馬八方温泉みみずくの湯(0261-72-6542)➠ Map
・所在地:長野県北安曇郡白馬村北城5480
・浴室:内風呂、露天
・方式:かけ流し
・泉質:アルカリ性単純温泉(52.4℃)
・営業時間:10:00~21:30(受付21:00)
・休館日:木曜
・入湯料:大人:500円
・割引:観光案内所等に100円割引券
・観光スポット:栂池自然園、白馬五竜高山植物園
白馬岩岳ゆり園、青鬼集落
白馬塩の道温泉倉下の湯(0261-72-7989)➠ Map
・所在地:長野県北安曇郡白馬村北城9549-8
・浴室:露天
・方式:かけ流し
・泉質:Na,塩化物,炭酸水素塩泉(47℃)
・営業時間:10:00~22:00(受付21:30)
・休館日:無休
・入湯料:大人:500円
・観光スポット:栂池自然園、白馬五竜高山植物園
白馬岩岳ゆり園、青鬼集落
白馬かたくり温泉十郎の湯(0261-71-8160)➠ Map
・所在地:長野県北安曇郡白馬村神城25555
・浴室:内風呂、露天
・方式:加温
・泉質:単純温泉(35.1℃)
・営業時間:10:00~22:00(受付21:30)
・休館日:第2火曜
・入湯料:大人:600円
・割引:観光案内所等に100円割引券
・観光スポット:栂池自然園、白馬五竜高山植物園
白馬岩岳ゆり園、青鬼集落