* 写真クリック ⇒ 写真表示欄に拡大 *

五里ヶ峰(1,094.4m)登山記

2021年3月11日(木) 晴
 駐車場Map (11:52 1分) ⇒ 葛尾城跡登山口(11:53 26分) ⇒ 葛尾城跡、姫城跡分岐(12:19 7分) ⇒ 姫城跡(12:34-12:38 26分) ⇒ 葛尾城跡(13:04-13:37 10分) ⇒ 林道終点(13:47 5分) ⇒ 磯部コ-ス分岐(13:52 31分) ⇒ 五里ヶ峰山頂_1,094.4m(14:23)
 五里ヶ峰山頂(14:28 29分) ⇒ 葛尾城跡(14:57 26分) ⇒ 葛尾城跡登山口(15:23 1分) ⇒ 駐車場(15:24)

 この登山は、葛尾城跡巡りの延長線上のものです。坂城神社右手を200m程行ったところに葛尾城跡登山者の駐車場がある。駐車場から1分程戻ったところの坂城神社裏に葛尾城跡登山口のりっぱな道標がある。そこから5分程上ると、葛尾城跡遊歩道1.5Kmと近道1.2Kmの道標がある。今回は城跡巡りが目的なので、往きは通常ル-ト、帰りは近道ル-トをとることにする。
 20分程歩くと葛尾城跡まで0.6Km、約40分の道標があり、姫城跡への分岐となっている。城跡巡りが目的なので、躊躇なく姫城跡方向に向かう。登山道は、高低差はないが倒木のため大変歩き辛い。葛尾城跡、姫城跡分岐の尾根に10分程で出る。小郭跡の平坦な道を5分程行くと、矢場佐間山(646m)に築かれた姫城跡に着く。殆どの山城は、建物が残っていないので、人の痕跡が残る縄張りを見ることになる。素人目では平坦地、窪地、掘削地、石垣の遺構を辿ることになる。私の場合もその程度の山城巡りなので、数分の見学でその場を離れる。次の目的地の葛尾城跡へと急ぐ。
 分岐まで戻り、そこを直進する。山城特有の急坂と、落葉に足をとられないように慎重に歩をすすめる。葛尾城跡まで0.6Kmの道標から延びる登山道との合流点に17分で着く。そこから三の郭跡、二の郭跡、切岸を経て、小高くなっている葛尾山に築かれた葛尾城跡に着く。そこは東屋があり、桜が植林されている。そこは360度展望が開けていて、坂城・千曲市街、北アルプスの稜線がはっきり見える。
 そこでしばし休憩し、時間があったので五里ヶ峰に登ることにする。堀切が連続して、急角度の木段が設置されている。目的はわからないが、道の途中に石垣が築かれている。更に進むと北山林道終点にぶつかり、大きな案内板がある。そこから稜線の登山道となり、暫くすると送電鉄塔のある磯部コ-ス分岐に達する。単調な緩急のある登山道を進むが、山頂がなかなか見えない。目の前に見えるピ-クを山頂と思い、何度かがっかりさせられる。
 30分程行くと平たい場所に出て、その先がこんもりした五里ヶ峰山頂(1,094.4m)だ。葛尾城跡より300m近く高いので、更に眺めが良い。坂城町とその背後の山北アルプスと頚城山塊がはっきり見通せる。もちろん槍の穂先も見える。
 下山ル-トは、磯部コ-ス・鏡台山コース・坂城神社コースの3方向がある。私は車で来ているので、当然ユータ-ンすることになる。下山は、葛尾城跡まで29分、そこから葛尾城跡登山口まで26分で、結局駐車場まで56分で下りきる。ハイキング日和で、適度の運動と素晴らしい景色を楽しめた1日だった。

* クリック ⇒ 信州の山城 *