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万二郎岳(1,299m)、万三郎岳(1,405m)登山記

2014年8月25日(月) 曇
天城縦走路入口Map (11:02 16分) ⇒ 四辻(11:18 49分) ⇒ 万二郎岳(12:07 12:19 17分) ⇒ 馬の背(12:36 22分) ⇒ 石楠立(12:58 31分) ⇒ 万三郎岳(13:29)
万三郎岳(13:50 6分) ⇒ 万三郎岳下分岐点(13:56 32分) ⇒ 涸沢分岐点(14:28 43分) ⇒ 石柱101地点(15:11 22分) ⇒ 四辻(15:33 16分) ⇒ 天城縦走路入口(15:49)
 前日、富士吉田の火祭りロ-ドレース_ハーフマラソンを走った。このマラソンは富士北麓公園陸上競技場をスタートし、一部吉田口登山道をコースとする高低差350m程のマラソンです。
 せっかく富士吉田市まで来たので、友達二人を誘って、翌日天城山に登ることにした。マラソン完走後、富士吉田から今夜の宿の箱根強羅温泉近くの宮城野に向かう。乙女峠に入る途中の御殿場市街で、東名高速の足柄付近の事故の影響で大渋滞に巻き込まれた。身動き出来ない状態で、大きく迂回して何とか抜けることが出来た。宿の到着時間は遅れたが、ひさしぶりの再会に大いに盛り上がった。
 登山当日、全国的に不安定な天気で、ここもどんよりしていた。朝9時頃出発し、芦ノ湖スカイライン(520円)、伊豆スカイライン(980円)を経由して、天城高原ゴルフ場前の天城山登山口に11時前に到着した。スカイラインはガスがかかり、全く視界がなかった。ときおり小雨模様となり、先行きが危ぶまれた。しかし、伊豆半島を進むにつれ、太陽が見え隠れするようになった。登山口では、まったく天気の心配は杞憂だった。
 既に下山していたハイカーに聞くと、良い登山日和だったようだ。本登山は高低差が400m程なので、前日のマラソンと大差ないと思った。天城縦走路入口で写真を撮り、11時2分に出発する。堰堤にぶつかり、その右側のほぼフラットな道を進む。木橋を二つ渡り、上って下りると万二郎岳、万三郎岳の分岐点四辻に達する。そこの案内板には、万二郎岳まで1,6Km55分、万三郎まで3,7Km125分と表示していた。私らは時計回りが楽だと判断して、万二郎岳を先に登ることにした。
 中間地点付近の水のない沢を越え、ゆるやかな登山道を小一時間かけて万二郎岳に達する。下界は樹木とガスのため見えなかった。小休止の後、馬の背、アセビのトンネル、石楠立(ハナダテ)を通り、万三郎岳に至る。この縦走路の方がアップダウンがあり、万二郎岳までより疲れた。ところどころに、見晴らしのある岩場があったが、ガスのため視界がなかった。ただ馬の背からゴルフ場が良く見えた。石楠花が多くあり、開花時期でないのが残念だ。万三郎岳も樹木で覆われているので、展望はない。そこのベンチで昼食を摂り、下山を開始する。万三郎岳下分岐点から、右に進むと急坂の木の階段となる。下りに選んだのが正解だったと、皆合点した。何の分岐か解らない涸沢分岐の少し先までの急坂を過ぎると、アップダウンの続く長い巻道となる。高山植物の時期でないので、いささかうんざりする。不可解な名前の石柱101、四辻を通り、雨に会わずフィニッシュする。途中、登山路整備の作業員二人と遭ったのみだった。
 二人を熱海駅に送り、三島経由で御殿場市街地に入ったが、前日とは嘘のようにスムーズに通り抜けられ、無事帰宅することが出来た。