(概要)
山家城は入山辺地区上手町(わでまち)の背後の山腹にあります。遺構は複雑で何回かの改修をうかがわせます。主郭は東西約20m、南北22mで、周囲の石垣はかなり高く見事であり、戦国最末期の松本平の石積み技術の到達点を示しています。永正2年(1505)に、折野薩摩守昌治(後の山家氏)が播州明石からこの地に来て、小笠原貞朝(長朝の子)に属し、山家城を拠点としていました。 (松本市HP転記)
(探索コ-ス)
徳運寺に車を置き、境内奥の墓地を抜け左奥の山道に取りつく。暫く行ったところの防獣柵を開けて入る。山道はしっかりしているので迷うことはない。尾根伝いに登って
行くと白山権現の祠がある。白山権現から20分程で帯曲輪に着くので、そこから急斜面を上ると山家城主郭跡だ。石積が残っている方に下り、更に登っていくと秋葉神社に着く。ここより先の道はみつからなかった。帰路は、同じ道を引返し、途中から分岐して本来の秋葉神社入口側に下りる。秋葉神社入口から徳運寺まで5分程で着く。
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