千見(せんみ)城

(概要)
   この城は天文年中、村上義清の命により小川の大日方氏によって築かれたものと言われ、戦国時代(1467~1590年)に上杉方お武田方、また上杉方と小笠原方の間で幾回も争奪戦があったと、正史に記録されている。
 本丸、二の丸、二の丸、烽火場、曲輪、堀跡などがあり、規模も大きく、山城の特徴がよく見られる。
 規模:本丸(東西41m・南北100m)、二の丸(東西52m・南北45m)、三の丸(東西27m・南北27m)。(案内板転記)
(アクセス&探索コ-ス)
 県道31号のぽかぽかランド美麻近くの切石トンネル旧道の洞門西にコンクリ-ト橋がある。そこに案内板が建てられ、千見城跡の登り口となる。
 沢沿いの細い道でぬかるんでいる箇所があり、沢横断の6ヶ所にはアルミの橋が架かっている。墓場の先に6番目のアルミ橋があり、そこからジグザグな登山道となる。尾根に出ると左右に階段が整備されている。左に上がると頂部に小さな祠があり、更に尾根が続いている。右側の尾根伝いに進むと、急坂となり岩場には梯子が3ヵ所設置されている。上り切った南に千見城跡がある。 Map


切石トンネル旧道入口
洞門西のコンクリ-ト橋
案内板がある。
朽ちた墓場
墓場の先に6番目のアルミ橋があり、本格的な上りとなる。
小さな祠
尾根左側の頂部にあり、その先の尾根に堀切が確認出来る。
堀切
本丸跡
案内板に東西41m・南北100mと表記されている。
本丸跡から頂部方向
裾に案内板がある。
二の丸
本丸跡から二の丸跡、三の丸跡方向で、二の丸跡は案内板に東西52m・南北45mと表記されている。
四の丸跡

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