中山城

(概要)
 中山城は武石村小沢根城山の頂きにあり。北に武石川、南に小沢根川が流れ、堀の役目をしている。主郭は東西26m、南北16mで、周囲を高い土塁で囲んでいる。主郭の東、南北の三面に曲輪が取り巻いている。東側の子檀嶺神社側は堀切2条と小曲輪7段、西側は二重の大きな堀切を経て稜線に続いている。
 城主は寛永郡絵図に大井大和守城と記載がある。平地に大井大和守の屋敷があり、中山城が戦時に備えて築いた城と考えられている。
(アクセス&探索コ-ス)
 国道152号の立岩信号から2.2Km程先の信広寺を目指す。そこを直進し、武石川を渡った所に子檀嶺神社の鳥居と桜並木がある。そこに車を置き、神社の石段を登り、子檀嶺神社へと進む。神社の右側を回り込むと防獣柵に突き当る。そこを少し上ったところに防獣柵の扉があるので、開閉して中に入って急坂を15分程行くと主郭に到着する。 Map


子檀嶺神社
神社の右側から入る。
二の曲輪
曲輪が東、南北を囲っている。
本郭跡東側から
22×12mで周囲を土塁が囲っている。真中に秋葉社の祠がある。
本郭跡西側から
東側の虎口方向。
主郭跡西側土塁
堀切跡
主郭西側の堀切と南側の二の曲輪の一部。

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