女神山城

(概要)
 女神山城は鎌倉時代勢力を誇った塩田北条氏の居城であるとか、戦国期この地で勢力を誇った村上氏が使用したとする説等があるが明確でない。ただ天正壬午の乱で真田昌幸が、徳川家康から上杉景勝に寝返り、徳川方の小笠原氏に備えた城でもある。主郭跡は尾根の最北東端にあり、塩田平が一望出来る。尾根上は4つの小堀切で仕切られ、二の郭、本郭と続き、東側に3の郭を擁し、そこに本郭の石垣が当時のまま残されている。
(アクセス&探索コ-ス)
 県道177号(鹿教湯別所上田線)を別所温泉から野倉部落へ向けて上る。森林公園分岐の先130m行ったところを左折する。そこに女神岳登山入口800mの道標がある。登山口路肩に3台程駐車出来るスペ-スがある。鳥居までフラットな登山道だが、鳥居の石段を上ると急斜面となる。天宮大神の祠のある稜線から、右に進むと女神岳山頂にある女神山城跡に着く。およそ30分の山歩きです。 Map


女神岳登山道入り口
鳥居
鳥居を潜ると急坂が始まる。
尾根上の祠
直前に石段があり、尾根に出たところで、石の祠がある。
小堀切
4つの小堀切が連続している。
主郭
927mの女神岳山頂で、三角点がある。
主郭から別所温泉方向
正面の池は山田池で、冠雪の山は菅平です。
二の郭
三の郭
三の郭から主郭の石垣

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