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  • 黒丸城

    (概要)
     本城跡は飯縄山の南斜面を下る細尾根上に、南方に向けておよそ300mにわたり階段状に築かれている。本郭からの眺望は西方に子檀嶺岳城・東城・薄ヶ尾城などこの地域に点在する山城を望み、南方には国道143号線沿いに青木村の谷平野が望まれ、横山丘陵・女神岳城・塩田城が遠望できる。
     本郭の背後に大堀切をつくり、尾根に沿って階段状に並べる郭の配置は戦国時代の典型的な築城法である。東西の深い沢は天然の堀切となり、主要郭部の城壁が高く、大手の郭の配置も堅固で、山城として理にかなった備えをもっている。
    (アクセス)
     国道143号沿いの当郷バス停近くを、大法寺に入る村道を北西に進む。道なりに1.4Km程行くと阿鳥川神社があり、その手前を右折して350m程行くと青木村簡易水道がある。その前に駐車させてもらい、横手の葡萄畑を登ると防獣柵がある。そこを開閉して、はっきりした踏み跡を尾根伝いに20分程進むと、最上部の主郭跡に至る。 Map


    青木村簡易水道
    主郭跡
    標高735mで東西8m×南北18mあり、奥の土塁に祠がある。
    主郭から子檀嶺(こまゆみ)岳
    主郭の西方に独特の山容を見せる。
    大堀切
    主郭跡の土塁の背後に大きく落ち込んだ堀切。
    主郭跡二の郭跡
    桜が植られている。
    三の郭

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