木舟城

(概要)
 木船城に関する記録は殆ど残っていないので、その成立ちは不明です。館之内仁科氏居館跡の案内板によると、仁科氏は、室町時代の初め(14世紀)ごろには、現大町市街地の天正寺のある位置に居館を移しましたが、南東の山の上にあった木船城との関係から戦国時代(16世紀)まで館は使用されていたと考えられますとの記述がある。そのことから、仁科氏と関係がある山城だと推察出来る。(案内板転記)
(アクセス&散策コ-ス)
 国道51号から常福寺または山下集落センタ-を目標に曲がる。駐車場がないので、山下集落センタ-に置かしてもらう。5分程歩くと常福寺に上がる階段があり、その先の林道に入る。林道を暫く進むと左に登る踏み跡があり、道なりに上って行くと平地の城の平に着く。そこから送電鉄塔を目指して上ると、北城主郭跡が見えてくる。北城主郭跡から尾根伝いに南西方向に400m程進むと南城跡に達する。 Map


常福寺
常福寺階段の直ぐ北側に林道があり、木舟城跡に通じる。
目印の鉄塔
北城下部の鉄塔で、更に下ると広大な平地の城の平がある。
北城主郭跡
東西約33m、南北約14mの曲輪跡で一角に二基の石碑がある。
一の曲輪直下の空堀
一の曲輪
二の曲輪から尾根上を800m程離れたところの標高870mに、東西約25m、南北約20mの不整形の曲輪です。北東隅に城山神社がある。
南城跡
木船北城域の尾根東端に南城跡がある。

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