霞城

(概要)
 大室氏の居城・壕跡。敵が攻めてくると霞がかかったように城を覆い隠したといういわれから霞城と呼ばれるようになった。小笠原長清の末裔時光(大室牧の牧監)はその地名をとり大室氏を名のった。大室氏は上杉景勝の会津移封後、上杉氏に従い会津に移ったため廃城。本城郭は平石小口積の石垣や曲輪にみられる折れや屈曲が特徴。西の登り口に大きな立石があり大手(正面)の跡がある。 (案内板転記)
(アクセス&探索コ-ス)
 長野ICを出て、県道35号から国道152号を左折して大室古墳群を目指す。6Km弱で10分程で到着する。林道の一角に尼巌・奇妙山トレッキングコ-ス入口がある。登山道を暫く進むと、霞城跡に続く右に折れる道がある。そこを下って上り返すと霞城跡に至る。帰路は霞城跡をまっすぐ進み、永福寺側に下りる。そこから舗装道路を大室古墳群に戻る。永福寺側から登ると近いが、入口が解り難いのでこのルートとした。周回コ-スで、大室古墳群も見学出来るのでお勧めです。 Map


大室古墳側登山口
主郭跡
東西14m・南北25m。
二郭跡
東西18m・南北108m。
三郭跡
石垣
平石小口積み。
永福寺側登山口

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