岩原城

(概要)
 標高950mの独立峰に主郭、副郭、三郭が隣接するように築かれ、この本城への防御として尾根を中心とする段郭、掘割、東山麓の安楽寺、大同寺、古薬師の構えが有機的に配置され機能していたと考えられます。
 寺院を主とした第一防御線の先には、大手筋に数多くの帯郭、段郭が配され、その間に堅横の堀が構築されています。さらに西南上方の尾根伝いは防御上の最大弱点とみられたのか、ここにはより深く急峻な掘割が何ヵ所か設けられています。(案内板転記)
(アクセス&探索コ-ス)
 県道25号北海渡信号付近から、江戸時代岩原村の庄屋だった山口家に向かって700m程入る。傍に旧安楽寺の宝篋印塔があり、その横の林道に入り、薬師堂付近に駐車する。そこから650m程林道を歩くと、岩原城の案内板があるので右折して山道に入る。案内表示に従って30分程登ると、古城山の開けた山頂に出る。そこが岩原城跡で烏川側の展望があり、安曇野市街が一望出来る。 Map


旧安楽寺の宝篋印塔
国営アルプス安曇野公園ちかくの旧安楽寺の宝篋印塔横の林道を入る。
岩原城主郭
林道を10分程進むと岩原城の案内板があるので、そこの山道に入る。30分程行った所の開けた台地が岩原城主郭です。山道は案内表示があるので迷うことはない。
岩原城主郭から安曇野市街
ここは烏川谷の出口に位置する独立峰であり、北は大町方面、南は松本、塩尻まで松本平を一望出来る。

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