(概要)
犀川丘陵兵平瀬山、標高806mの平瀬山の南西に張り出した尾根先と、北西に張り出した尾根先にある馬蹄形の城である。平瀬北の城は標高716m、比高140m。平瀬南の城は標高650m、比高80mである。(信濃の山城抜粋)
平瀬氏の詰めた山城で、現在東西五十間、南北十五間の城址や掘割、帯曲、郭等の遺構が残存する。小笠原長時の重臣で、天文二十年十月二十四日武田晴信に徹底抗戦し落城、城将平瀬八郎左衛門以下二百四名討死する。(案内板転記)
(探索コ-ス)
安曇野ICから5分程で、国道19号線の松本側平瀬城跡入口の標識から篠ノ井線下を潜り、暫く行くと道祖神がある。その少し手前に平瀬城跡駐車場がある。道祖神のところに平瀬城の案内板と平瀬城跡まで20分の道標がある。山道は良く整備されている。暫く進むと犀乗沢の木橋の手前に南支城入口の道標があるが、登れそうな場所が見当たらない。更に進むと、平瀬城跡まで10分の表示がある。城跡からの展望は良く、梓川と安曇野市街が一望出来、その背後に北アルプスのパノラマが広がる。そこから更に登っていくと、豊科カントリ-倶楽部前の道路に出る。近くには上ノ山城跡もある。
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