東条城

(概要)
 東条城は弘長元年(1261)に築城され東条右近之進の子孫が代々居城していたが天正年間に小笠原氏と戦い敗れている。
 大葭原鄉開基には青柳家臣東左衛門という者居城し当村を領せり城の長き十六間四間西向の城なり是より東へ二十一間の所に堀切あり北へ十八間の所に堀切あり要害なりご菩提所を花顔寺という」とある。
 東条氏を一之瀬氏と改め落城時の城主は一之瀬治部太夫とも伝えられる。(本城村教育委員会) Map


花顔寺
坂北にある曹洞宗碩水寺の末寺で、天正3年(1575)青柳城主の奥方白梅姫の開山と伝えられている。西国三十三番・坂東三十三番・秩父三十四番計百基の霊場碑があり、境内で百番札所巡りができる。
龍の天井絵
花顔寺本堂の天井に描かれている佐藤雪洞作の龍の絵です。
白山社大洞権現
国道277号沿いに木製両部鳥居があり、そこから急な石段を上って行く。大岩の前に拝殿とその正面に入母屋造りの拝殿がある。
松風の小径分岐
休憩場所に良い小山があり、右に行けば花顔寺に、左に行けば東条城跡に至る。ここから四阿屋山の眺望が良い。
東条城跡
主郭は東西9m、南北16mあり、御嶽社と稲荷社の祠がある。
東条城家老屋敷跡
 

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