(概要)
近江八幡城は、滋賀県近江八幡市にある山城です。別名、八幡山城、藤ヶ森城とも呼ばれています。天正13年(1585)に豊臣秀次によって築かれ、城下町とともに「八幡堀」と呼ばれる水堀で囲まれた美しい城郭都市として栄えました。現在は、天守閣は復元されていませんが、石垣や堀などの遺構が良好に残っており、国の史跡に指定されています。
近江八幡城は、天正13年(1585)に、羽柴秀吉の甥である豊臣秀次によって築かれました。秀次は、当時18歳にして近江43万石を与えられ、近江八幡城を居城としました。
秀次は、城下町の整備にも力を入れ、八幡堀と呼ばれる水堀を築いて城郭都市を形成しました。また、城下町には商工業者が集められ、近江八幡は近江国随一の商業都市として繁栄しました。
しかし、秀次は天正18年(1590)に秀吉によって謀反の疑いをかけられ、自害を命じられます。その後、近江八幡城は廃城となりましたが、江戸時代には藤堂高虎によって再建されました。
近江八幡城は、山頂部を削平して造られた平坦地に、石垣と土塁を築いて城郭を形成しています。本丸、二の丸、三の丸からなり、各曲輪は堀切で区画されています。
本丸には、天守閣があったと推定されていますが、現在は石垣のみが残っています。また、城内には井戸や水の手などの遺構も確認されています。
近江八幡城の見どころは、なんといってもその美しい石垣です。特に、本丸の石垣は「八幡山石垣」と呼ばれ、野面積みと呼ばれる技法で築かれた豪壮なものです。また、城跡からは、八幡堀や近江八幡市街の美しい景色を眺めることができます。
近江八幡城は、豊臣秀次によって築かれた美しい城郭都市です。石垣や堀などの遺構は、往時の栄華を偲ばせてくれます。歴史好きな人はもちろん、誰でも楽しめる観光スポットです。
➠ Map

前画面に戻る