(概要)
唐津城は、佐賀県唐津市にある歴史的な城で、戦国時代に築かれた城郭です。江戸時代初期には、加藤清正による改修が行われ、城の姿勢が整えられました。
唐津城は、天正14年(1586年)、豊前筑前の戦国大名である加藤清正によって築かれました。清正は豊臣秀吉の家臣であり、その功績により筑前国唐津に1万石の所領を与えられました。これに伴い、唐津城が築城され、城下町も整備されました。城の位置は、唐津湾に面し、城山(標高134メートル)を中心に配置されています。
唐津城は、城山の麓から山頂にかけて築かれ、その地勢を活かした独特の造りを持っています。城内には本丸、二の丸、三の丸などが配置され、外郭には石垣や堀が巡らされています。特に本丸は天守閣を擁し、城の中心的な位置を占めています。また、唐津城はその地勢を利用して、曲輪や土塁が多く配置され、要害を形成しています。
天正18年(1590年)、小田原征伐に参加した清正は、戦功を挙げて豊臣秀吉から肥前国名護屋に移封され、唐津城はその機能を終えます。その後、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにおいて、清正は西軍に与して敗れ、改易されました。唐津城も豊臣氏によって解体され、一時期は廃城となりました。
しかし、慶長19年(1614年)、福岡藩主黒田長政が豊前唐津に1万石を与えられ、唐津城の再建を行いました。これにより城郭は再び整備され、櫓や門が建てられ、城の機能が復活しました。その後も城は幾度かの改修が行われ、特に江戸時代初期には加藤忠広による改修が行われ、城の姿勢が整えられました。
唐津城は、その美しい姿勢と歴史的価値から観光地として人気があります。現在の天守閣は、昭和24年(1949年)に復元されたもので、城内には資料館も設置され、城の歴史や関連資料が展示されています。城址一帯は公園として整備され、四季折々の風景が楽しめる場所として親しまれています。城の周辺には歴史的な名所や観光スポットが点在し、訪れる人々に歴史や文化を感じさせる場となっています。
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