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Paris(パリ)

2004年4月1日(木)
移動時間(飛行機)=12時間50分
関西空港(11:30) ⇒ パリ・ドゴール空港(17:00)

 念願のパリマラソンを走るため、近畿日本ツーリストクラブツーリズムの地球を走ろうパリマラソンツアーに申し込む。応援者を含めて31人の参加者が集った。関西空港発11時35分発のエールフランス航空291便で空路パリへ旅立つ。パりとの時差が、サマータイムで7時間遅れだったので、当日の17時に到着した。係員の案内で、リヨン駅に近い今夜の宿、メルキュール・パリ・デ・リヨンにチェックインする。この宿を起点に、6日間のパリを過ごすことになる。まだ明るかったので、パリを肌で感じようと、セーヌ川をノートルダム寺院付近までジョギングする。


2004年4月2日(金)


 今日は本ツアーに組み込まれた市内観光と兼ねたマラソンコース下見に出かける。ホテルを9時に出発し、最初にノートルダム寺院を見学をする。ノートルダム寺院はセーヌ川シテ島の中心に位置する。完成まで200年を要したゴシック建築を代表する寺院です。バラ窓のステンドグラスが特に有名です。そこからコンコルド広場、シャンゼリゼ通りを経由してパリのシンボル凱旋門へ。さらに、セーヌ川岸のシャイヨー宮に行き、テラスからエッフェル塔を眺める。このバスで通ったコースが、まさにパリマラソンのメイン部分です。


2004年4月3月(土)

 今日1日は自由行動日となっているので、ヴェルサイユ宮殿を見学することにした。早朝、リオン駅からセーヌ河の対岸に渡り、遊歩道をジョギングする。近くの歴史ある植物園をゆっくりペースで散策する。10時頃にバスでホテルを出発する。ヴェルサイユ宮殿は贅を極めた建物で、宮内は絢爛豪華な装飾が施こされ、美術品、調度品等圧倒される。あまりに数が多すぎて、ゆっくり鑑賞する余裕がない。ヴェルサイユ条約が調印された場所として知られる、2階の鏡の回廊は特に煌びやかだった。また、100haの広さを誇るフランス式庭園は、みごとに整備されて美しい幾何学模様を形作っていた。
ヴェルサイユ宮殿を後にして、
ルーヴル美術館に足を運んだ。券売機の操作に手間取り、入館までに苦労した。館内の広さと美術品の多さに、うろうろしてしまう。目的もなく鑑賞したので、頭のなかが美術品で混線してしまった。それでもミロのヴィーナス、モナ・リザは見逃さなかった。モナ・リザの絵が以外に小さかったのには驚いた。ヴェルサイユ宮殿、ルーヴル美術館とも短時間だったので、かけあしの鑑賞となってしまった。今日は盛り沢山の1日だった。


2004年4月4月(日)

 フルマラソンは9時スタートで、6時に朝食のおにぎりを食べ、7時旅行会社が用意したバスでマラソン会場に向かう。パリマラソンの参加者は約3万5千人で、日本人は約50人だった。本ツアー参加者全員で記念写真を撮り、気分を盛り上げる。凱旋門がスタート、ゴール地点です。コースは、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場を通り、ルーヴル美術館、ノートルダム寺院を見ながら、バステーユ広場を通り、リヨン駅のそばを通過する。15Km付近のパリ東部のヴァンセンヌの森で折り返す。そこから、往路とほぼ並行しているが、セーヌ河に出て川沿いを走る。25Km付近のノートルダム寺院を通過して、30Km付近でエッフェル塔を間近に見上げ、ブーローニュの森へ至る。最後の苦しい時間を、ブーローニュの森に癒され、大勢の沿道の人に励まされ、凱旋門にフィニシュする。パリの観光地を独占したような気分で走った42.195Kmだった。ツアー会社主催の参加記念パーティーで、マラソン談に花が咲いた。パーティー後、地下鉄で夜のエッフェル塔を見に行く。地下鉄は満員で、いろんな人種がおり、多少不安を感じた。展望台からパリの夜景を堪能した。


2004年4月5日(月)
移動時間(飛行機)=11時間50分
パリ・ドゴール空港(13:35) ⇒ 関西空港(8:30)

 ホテルから電車でドゴール空港へ向かう。搭乗ゲート通過の際、金属反応があり、時間がかかった。犯人は靴にメッシュが入っていたようだ。13時35分発エールフランス航空292便で空路成田へ。翌朝8時30分に無事関西空港へ到着する。今回の旅は、マラソンにパリの主要観光を含めた欲張ったものだった。機会があれば、もう少し余裕がある旅をしたいと思った。


その他写真

コンコルド広場噴水

オペラ座

セーヌ川

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

ルーヴル美術館

リヨン駅