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石垣島マラソンと石垣島、竹富島の旅Map

はじめに

 妻から、石垣島マラソンのリクエストがある。本マラソンは昨年から希望していたが、遠いこともありなかなか実現しなかった。10月1日から既に受付をしていて、10月29日時点でまだ受付可能だった。距離はフル、24Km、10Kmで1月27日開催だ。次に費用の面が心配なので、いろいろ調べてみると、比較的安く行けることがわかった。一番割安と思われる、ANAセ-ルスASWツア-旅作に10月27日に申し込む。同時に第17回石垣島マラソンのエントリ-をする。石垣島観光も兼ねているので、日程は3泊4日とする。この工程でレンタ-カ-を含めて、二人で91,200円だった。しかも割引ク-ポン10,000円適用で81,900円となった。マラソンは足に不安がある私は24Km、妻はフルで申し込む。エントリ-費用も格安で、それぞれ4,000円、5,000円のト-タル9,000円だった。あとは期間中の天気を祈るだけだ。

(移動、マラソン受付)

2019年1月26日(土) 曇
 松本IC(6:30 3時間8分) → パスタ新宿(9:38 3分) → 新宿駅(9:45- 56分) → 品川駅(10:08-10:13 15分) → 羽田空港駅(10:28)
羽田空港(11:15 3時間25分) → 石垣空港(14:40-15:15 10分) → 石垣市中央運動公園(15:25-15:30 8分) → 730交差点(15:38 10分) → 石垣港離島タ-ミナル(15:48-15:56 14分) → アパホテル(16:10)

 バスの便が早いので自家用車で行き、バス停の駐車場に4日間駐車(1,200円)することにする。羽田空港まで道路の渋滞はなく、予定どおりの時間に到着する。石垣空港まで3時間半のフライトで、台湾の台北に行くのと同じくらいの時間がかかる。石垣空港に定時到着し、すぐ空港の運動公園行きのバス乗場に向かう。15時30分発までかなり時間がある。バスを待っていると、タクシ-に同乗しないかと声をかけられ、4人でマラソン受付会場に同乗する。バスと殆ど変わらない料金で受付会場すぐ傍に降ろされた。受付を済ますと、同じメンバ-でホテル近くの730交差点までタクシ-で行く。大変楽に効率よく受付を済ますことが出来た。明日のマラソン終了後、時間があれば竹富島に行く計画をし、石垣港離島タ-ミナルでフェリ-の時間を確認する。15時30分が水牛車観光セットチケットの最終便でマラソン参加者は10%offと案内される。そこから3日間滞在するアパホテルへ、石垣港に沿って歩いて行く。アパホテルに16時10分に着いて、チェックイン後暫く休憩して夕食に出かける。3件程居酒屋を物色して、適当な店で簡単に夕食を済ませる。ホテルには20時頃帰り、近くのコンビニで買物をする。

(マラソンと竹富島観光)

2019年1月27日(日) 曇
 アパホテル(7:50 10分) → 石垣市中央運動公園(8:00)
石垣市中央運動公園(14:10 10分) → アパホテル(14:20-14:50 15分) → 石垣港離島タ-ミナル(15:05-15:30 14分) → 竹富東港(15:44-15:53 5分) → 新田観光(15:58)
新田観光(17:00 5分) → 竹富東港(17:05-17:15 15分)→ 石垣港離島タ-ミナル(17:30 15分) → アパホテル(17:45)

 アパホテル前でマラソン参加者が予約していたタクシ-に同乗させてくれる。石垣市中央運動公園に8時に着く。今日は曇空で風は弱いが肌寒い。マラソンにとっては好条件だ。9時にフル、24Kmが同時スタ-トで、右回りに進み16Km付近で別コ-スとなる。フル、24Kmは730交差点を右折して、海岸沿いを市役所、観音崎灯台、石垣やいま村沿いに進む。海との間に雑木があり、殆ど海は見えない。名蔵大橋でストップして写真を撮る。元名蔵の16Km付近を右折して海岸を離れる。石垣島製糖工場手前でフル、24Kmはコ-ス分岐する。フルは左折して南ぬ島石垣空港方向に向かう。空港から白保、宮良橋を通って運動公園陸上競技場に帰る。24Kmは直進してバンナ岳、前勢岳間を通り、運動公園陸上競技場に帰る。どちらのコ-スのランナーも分岐からかなりの坂に苦しむ。二人とも何とか完走するが、タイムは満足出来るものではなかった。それでも妻は年代別で2位の表彰を受ける。
 竹富島に行く時間がありそうなので、急いでアパホテルまでタクシーで帰る。シャワーを浴び、着替えをして石垣港離島タ-ミナルへ、痛い足をひこずって歩く。15時過ぎにタ-ミナルに着き、15時30分発の水牛車観光セットチケットを購入する。竹富島は外周約9kmの平べったい小さい島だが、環境保存が徹底して沖縄の原風景が残っている。15分で竹富東港に着船する。水牛車観光の新田観光送迎車に乗り、水牛車の発着乗場に行き、受付を済ます。
 竹富島は散策、サイクリング、星空観賞、のんびり時間を過ごす等色々な楽しみ方があるが、私達は時間がないので、定番の水牛車巡りをする。30分程、狭い路地を巧みに水牛車を操り、見どころを案内してくれる。時に聞き取りにくい八重山方言で、面白おかしく島の話をしながら水牛車を進める。三線を弾きながら安里屋ユンタの歌で幕となる。30分程小城盛、西塘御嶽、なごみの塔から集落の眺め、近く民家を散策して、17時の送迎車でフェリー乗場に行く。17時15分のフェリーで竹富島を後にする。石垣港フェリー乗場に具志堅用高の立像があった。そこからユーグレナモール通りを散策して夕食とする。

(石垣島観光)

2019年1月28日(月) 快晴
 アパホテル(8:40 10分) ⇒ ニッポンレンタ-カ-石垣営業所(8:50-8:55 15分) ⇒ 南の島の展望台(9:10-9:18 5分) ⇒ 渡り鳥観察場(9:23-9:36 27分) ⇒ 石垣やいま村(10:03-10:56 19分) ⇒ 武田珈琲(11:15-12:17 26分) ⇒ 南島焼の工房(12:43 10分) ⇒ 展望台(12:53 16分) ⇒ 嘉とそば(13:05-13:25 35分) ⇒ 平久保崎灯台(14:00-14:25 30分) ⇒ 玉取崎展望台(14:55-15:10 40分) ⇒ ア-トホテル石垣島(15:50)
ア-トホテル石垣島(18:05 10分) ⇒ ニッポンレンタ-カ-石垣営業所(18:15 10分) ⇒ アパホテル(18:25)

 今日は昨日と違って青空が広がるドライブ日和だ。大変暖かく南国らしい天気となる。9時から20時までレンターカーを借りているので、ゆっくり周囲約139Kmの石垣島を一周出来る。石垣島は沖縄本島、西表島に次ぐ3番目の大きさがある。9時前にホテルまで車で迎えにきてもらう。いざ出発する段になって、行先を決めるのに時間がかかる。昨日マラソンで通ったところを外し、まずニッポンレンタ-カ-石垣営業所に近いバンナ展望台に行くことにする。海の眺めと、アクティビティーが観光のメインなので、この展望台はどうもマイナーなスポットらしい。南の島の展望台と表示され、コンクリート?で出来ていて、中を螺旋状に階段がついている。展望台から360度見渡せる。さらに上の方に展望台が見えるので、そこに行くことにする。そこは、渡り鳥観察場と命名され鳥の形をしている。後で観光案内を見ると、バンナ公園には、目的別に10ヶ所展望台があるようだ。
 次にマラソンコース上にあった石垣やいま村に行く。ここには赤瓦の古民家、リスザル園、マングローブ「名蔵アンバル」、アンパル塔等の施設で構成されている。丁度、琉球衣装で三線による沖縄民謡ショウーの最中だった。しばらく歌を聞き、園内を一周する。
次に石垣島一番の人気スポット川平湾に向かう。途中休憩のため御神崎方向に車を走らせ、解りにくい場所にある武田珈琲に寄る。この珈琲店は周りの畑に珈琲を栽培して、珈琲豆を作っている。話をすると、前にやっていた人が、介護のため出来なくなったので、二代目として引継いだそうだ。若い夫婦で福井と神奈川から移住したという。周りを案内してもらい、珈琲の木や沢山の色とりどりの花を見せてもらった。御神崎灯台が観光スポットだと聞き、半島を一周することにする。目的地を行き過ぎたことを気づいたが、そのまま素通りした。
 次の目的地川平湾の手前の途中工事中で待っているうちに気が変わり、別ル-トの南島焼の工房に出かける。残念ながらクローズしていた。そこから川平湾には行かず、平久保崎へと舵をきる。途中川平湾が一望出来る展望駐車場があった。川平湾の全景が俯瞰され、十分石垣島ベストの景観を楽しめた。昼食は東シナ海が一望出来る「嘉とそば」で八重山ソバとソーキそばを摂る。
 平久保崎は島の最北に位置し、平久保崎灯台から見る海は真っ青に煌めき、海岸近くのサンゴ礁との境がはっきり認められる。そこからさらに北に進んだ道奥に与那国馬の乗馬場があった。このあたりは草原地帯で、放牧されている牛の姿をちらほら見かける。
 帰りは一路南下するだけだ。時間があるので、往きで素通りしたサンセットビーチ方向へ入る。狭い農道を走っていると、心呼吸に続く未舗装の道路に出るが、少し不安になり県道206に戻る。そこから空港に向かって走り続けていると、玉取崎展望台の案内標識を認める。当然車はその方向にハンドルを切る。玉取崎展望台は小高い山にあり、伊原間湾、平久保崎が一望出来る。付近には色違いのハイビスカスが咲き誇っていた。
 長野で知りあった御夫婦と会う約束をしていたので、16時前にアークホテル石垣島に行く。その夫婦は温暖な地を求めて石垣島に移住したそうだ。親を105歳で看取って,家を売却して一旦長野へ帰ったが、寒さに辛抱出来ず再び石垣島に永住の地を求めた。今は5万円程の借家暮らしをしている。私達にも移住を勧められる。年金で十分生活が成り立つそうだ。この地の賃貸は、借家の修理を借手がしなければならないので、契約時には注意するようアドバイスを受ける。また、土地を買うには排水が設備された場所を選ばないと、地下がサンゴ礁のため大雨時に大変なことになるそうだ。箪笥等の家具はカビルので不必要、弁当は安くて品数が多い、風呂はシャワーだけで十分、魚は色っぽいのが多くて苦労する、根菜類はサンゴ礁のため根が張れない等々生活に関する情報を次々教えられる。石垣島は他島の移住者が寄せ集まった所なので、なかなか意見の集約が出来ない。出身地で固まる傾向がある。そのため、空港建設に長い時間がかかったし、建設中の空港道路もなかなか前に進まない。離島が多いが、そのフェリー代が高すぎる。たった10分で行ける竹富島さえ、往復1,330円だ。次々色々な話を聞かせてくれた。
 17時半頃レンターカーを返却して、アパホテルまで送ってもらう。ユーグレナモール中央通りで買物をし、今夜の食事処を御夫婦に教えてもらった「磯」とした。行く途中、石垣港越しに西の空が夕日で赤く染まっていた。

(移動)

2019年1月29日(火) 晴
 アパホテル(8:10 1時間30分) ⇒ 石垣港離島タ-ミナル(9:00-9:50 5分) ⇒ 石垣空港(9:35-12:30 2時間40分) ⇒ 羽田空港(15:10)
羽田空港駅(15:37 26分) ⇒ 品川(16:03 22分) ⇒ 新宿(16:25-16:55 3時間20分) ⇒ 松本IC(20:15)

 今日も良い天気で、暑くなりそうだ。特に予定はないが、ホテルにいても仕方がないので早めに空港に行くことにする。商店街の開店は10時なので、空港行きのバス停に直行する。丁度バスタ-ミナルを出たバスが石垣港離島タ-ミナルに止まったので、急いで乗り込む。バスは満員で空港まで立ったままだった。空港では2時間以上あったので、朝食兼昼食を摂り、土産物売場で時間を潰す。飛行機は定刻に離着陸する。窓から雪が少ない富士山が見えた。バスは調布付近まで渋滞していたが、そこからスムーズに進み、無事我家に到着する。


石垣島の花

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サキシマツツジ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ツツジ/ツツジ
特 徴:石垣市花

ハイビスカス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:アオイ/フヨウ
特 徴:常緑中木、通年開花

コロマンソウ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:キツネノマゴ/アシスタシア
特 徴:花は筒形、5裂

オオムラサキツツジ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ツツジ/ツツジ
特 徴:毛が多く、粘り気

タイワンレンギョー


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:クマツヅラ/タイワンレンギョウ
特 徴:常緑低木

ゼフィランサス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ヒガンバナ/ゼフィランサス
特 徴:葉、球根は有毒

リュウキュウコスミレ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:スミレ/スミレ
特 徴:淡紫色の5花弁

ゼフィランサス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ヒガンバナ/ゼフィランサス
特 徴:葉、球根は有毒

ノウゼンカズラ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ノウゼンカズラ/ノウゼンカズラ
特 徴:

ダイサギソウ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ラン/ミズトンボ
特 徴:総状花序

ゼフィランサス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:ヒガンバナ/ゼフィランサス
特 徴:葉、球根は有毒

シロバナセンダングサ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:キク/センダングサ
特 徴:

ゼフィランサス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:武田珈琲
科/属:タデ/タデ
特 徴:円柱状の花穂

オオベニゴウカン


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:マメ/ベニゴウカン
特 徴:花は半球形ブラシ状

オオベニゴウカン


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:マメ/ベニゴウカン
特 徴:花は半球形ブラシ状

オオベニゴウカン


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:マメ/ベニゴウカン
特 徴:花は半球形ブラシ状

ルリハコベ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:バラ/シモツケ
特 徴:散房花序

ムクゲ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:アオイ/ムクゲ
特 徴:

 


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:/
特 徴:

サキシマツツジ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:南島焼工房
科/属:ツツジ/ツツジ
特 徴:石垣市花

リュウキュウコスミレ


撮影日:2019年1月28日
撮影地:嘉とそば
科/属:スミレ/スミレ
特 徴:

ハイビスカス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:玉取崎展望台
科/属:アオイ/フヨウ
特 徴:常緑中木、通年開花

ハイビスカス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:玉取崎展望台
科/属:アオイ/フヨウ
特 徴:常緑中木、通年開花

ハイビスカス


撮影日:2019年1月28日
撮影地:玉取崎展望台
科/属:アオイ/フヨウ
特 徴:常緑中木、通年開花