Czech(チェコ)、Austria(オーストリア)Map

2007年5月10日(木)
移動時間(飛行機)=9時間00分
成田空港(11:30) ⇒ アムステルダム空港(16:20 19:20) ⇒ プラハ空港(20:50)

 プラハマラソンに参加するため、いつもの大手旅行会社に申し込むが、参加者が私等3人しかいなかったので中止となった。しかたなく、他の旅行会社をインターネットで検索すると、㈱サーパスジャッパンが取り扱っていたので、そこに申し込むことにした。マラソン参加は私と女房、娘が通訳として同行する。行き帰りの航空券、ホテル手配とマラソンエントリーのみで、72万6千円かかった。円安が進んでいたこともあって高くついた。11時30分発のオランダ航空862便で空路アムステルダムへ旅立つ。ツンドラ地帯が不毛の大地であることを上空で実感する。アムステルダム空港上空から住宅が箱庭のように見えた。19時25分発3123便でプラハ行きに乗り継ぎ、20時50分に到着する。旅行会社の出迎えを受け、専用車でホテルPAVにチェクインする。時差は、サマータイム期間で7時間遅れです。


2007年5月11日(金)

 ホテルから電話で、観光ガイドに記載されていたボヘミア街道にあるチェスキー・クロムロフのツアーを申し込む。車窓から、イラーセク橋付近にユニークな形のダンシング・ビルが見えた。途中、南ボヘミア州最大の町チェスケ・ブディエヨヴィツェに立ち寄る。プシェミスル・オタカル2世広場はサムスン噴水を中心に、バロックとルネッサンス様式のカラフルな美しい建物が配されている。その中で3つの塔を持つ市庁舎が特に目立った。また聖ミクラーシュ大聖堂の72mの黒塔はどこからも見えた。

 次に本ツアーの主要地チェスキー・クロムロフへ向かう。湾曲して流れるヴルタヴァ川に囲まれたチェスキー・クロムロフの旧市街の眺めは、中世にフィードバッグしたようだ。展望スポットから見る赤い家々はおとぎの国に迷い込んだみたいだ。さらに、チェスキー・クロムロフ城の塔からの眺めは、絵のようにきれいだった。


2007年5月12月(土)

 ホテルで朝食を済ませ、10時に旅行会社スタッフと、カレル橋近くのホテル・フォーシーズンズで待ち合わせる。そこから地下鉄に乗り、ナードラジー・ホレショヴィツェ駅のマラソン受付のあるプラハ・エキビションセンターに行き、スタッフのアシストでゼッケンの取得とマラソンの概要説明を受ける。
 地下鉄で旧市街に戻り、市内観光をスタートする。旧市街広場のヤン・フス像、ティーン教会、旧市庁舎の
からくり時計塔等見どころ一杯です。旧市庁舎からプラハ城方向が一望出来る。火薬庫近くで昼食を摂り、15時頃地下鉄でプラハ城に行く。プラハ城内は広くて、人が多く、落ち着いた観光は出来なかった。ひととおり見て歩き、カレル橋を通り市民会館に行く。そこのテラスの演奏をしばらく楽しむ。夕食は市民会館のレストランでチェコビールを飲みながら過ごす。


2007年5月13月(日)

 フルマラソンは9時スタートで、旧市街広場がスタート、ゴール地点となる。コースは、スタートして1Km地点でカレル橋を渡り、右折してプラハ城を抜ける。ヴルタヴァ川沿いに走り、折り返して12Kmでスタート地点に戻る。そこから、ヴルタヴァ川を反対方向に両岸を1度ずつ折り返して、33Km地点でゴール地点近くに戻る。そこから、最初と同じコースを通ってゴールとなる。私と女房が走り、娘は応援だ。非常に暑かったせいもあり、暑さに弱い私は女房に1時間半遅れと散々だった。
 その夜は、
マリオネットの人形劇を鑑賞した。


2007年5月14日(月)

 今日、私と女房はウィーンに列車で行き、娘は帰国する。専用車でホレショヴィッツェ駅経由でプラハ空港に行く予定です。9時15分に迎えにくるはずが一向に来ない。電話で問い合わせ、ようやく来たが、9時15分発の列車には間に合わなかった。娘は飛行機が12時45分だったのでなんとか間に合った。駅で旅行会社の日本人スタッフが変便手続きをして、3時間程遅れてようやく出発する。韓国の学生が隣席した。ウィーン南駅からタクシーでホテルDONAUWALZERに直行する。最寄駅はアルザー・シュトラーセです。


2007年5月15日(火)

 ホテルから歩いて、オットー・ワーグナー・パヴィリオン、バロック建築のカール教会へ足を運ぶ。教会内は大理石で、天井のフレスコ画ときらびやかな祭壇が印象的だった。続いて9時頃シュテファン寺院に着く。寺院内をひととおり見学して、低い方の北塔に上がる。モザイク模様の屋根と、ウィーンの街並みが一望出来た。国立オペラ座付近で昼食とする。
 近くの観光案内所で、ヴァッハウ渓谷を巡るドナウクルーズのツアーチケットを購入する。1回乗車券を購入し、トラムで循環観光をする。19時頃に
シェーンブルン宮殿に行くが、当然館内に入れずそこに行った記憶のみ残す。


2007年5月16日(水)

 今日は世界遺産ヴァッハウ渓谷のドナウクルーズです。クレムスから36Kmを3時間かけてメルクに至る、ドナウの船旅です。ちなみに、逆コースは1時間40分です。遊覧船からヴァッハウ渓谷上に聳える、古城アックシュタイン城、シェーンビュール城を眺望しながら、最大の見所メルク修道院に到着する。メルク修道院はバロック様式の10世紀の建造物です。院内の装飾品、絵画、壁画は一見の価値がある。
 バスで20時頃ウィーンに帰り、王宮付近でウィーン最後の夜を送る。


2007年5月17日(木)

 ウィーン・ミッテ駅からシティー・エアポート・トレインでウィーン空港へ向かう。9時30分発KLMオランダ航空1840便でアムステルダムへ。9時30分着、15時20分発861便で空路成田へ。翌朝9時40分に無事成田へ到着する。今回の旅は、飛行機と宿のみの確保だったので、言葉の問題もあり、かなり神経を使ったものになった。しかし記憶に残る海外旅行の一つになった。


その他写真

ティーン教会

火薬塔

オットー・ワーグナー・パヴィリオン

国立オペラ座

新王宮

ブルク公園モーツァルト像

メルク修道院美術品

王宮