屋久島

(概要)
 九州最南端の鹿児島県佐多岬の南南西約60kmの海上にある屋久島は、面積504.29㎢、周囲130km(東西約28km、南北24km)のほぼ円形の島です。九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を主峰として1,000メートルを超える山岳が40以上連座し、島の9割が山林となっている。
 推定樹齢3000年以上の縄文杉まで、荒川登山口から往復約9~10時間の本格的な登山となる。手軽に行くなら、白谷雲水峡の弥生杉までの1時間程のコースから、絶景の太鼓岩までの3~4時間のトレッキングコースなどがある。太鼓岩コースには、数百種の苔に覆われた幻想的な光景が広がる苔むす森があり、もののけ姫のモデルとなったといわれている。
 屋久島には多くの滝があり、中でも大川の滝は九州で最も大きな滝で落差88mある。滝壺の真下までは歩いて行くことができる。原生林の中を通る西部林道は、椿やカシなどの照葉樹林が見られ、ヤクシカやヤクザルなどの野生動物が頻発するところです。
 平内海中温泉は、平内集落の外れに位置し、1日2回、干潮の前後約2時間だけ地上に現れる海中温泉です。自然の地形を利用した4つの岩の浴槽がある。水着やタオルの入浴は厳禁なので、女性の方はバスタオルや浴衣を用意しましょう。
 屋久島フルーツガーデンは約2,000種の熱帯植物や南国フルーツが生い茂っている。近くには中間ガジュマルがあり、巨大なガジュマルの連なっている。また、永田浜は日本一のウミガメの産卵地として有名です。
(アクセス)
 屋久島・福岡間は最短1時間10分、屋久島・伊丹間は最短1時間20分で、いずれも1日1便です。鹿児島・屋久島間は最短35分で1日5便です。Map


屋久島空港
島の北東部の海岸に沿った丘陵地にある。昭和38年に滑走路長1,100mで供用開始し,昭和51年に滑走路長1,500mに拡張された
花之江河
日本最南端の高層湿原です。淀川登山口から約4Km、標高1,640mに位置し、宮之浦岳や黒味岳登山の途中にある
黒味岳
黒味岳は標高1,831mで九州で6番目に高い山です。山頂は花崗岩の岩塊で、宮之浦岳の眺望や奇岩群が見渡せる
宮之浦岳
標高1,936 m で九州の最高峰です。山頂は360度の大パノラマで、天気の良い日は海を隔てて種子島、開聞岳、トカラ列島等が見える
中間ガジュマル
中間集落の先の中間橋の傍にある巨大なガジュマルの連なりです
平内海中温泉
海岸の一角にある海の中に湧き出る温泉です。自然の窪みに少し手を加えた2つの浴槽がある。1日2回ある干潮時の前後約2時間だけ入浴できる温泉です。男女混浴で、脱衣所もなく、水着や下着は不可、バスタオルはOKです
屋久島灯台
屋久島最西端の100年以上の歴史を持つ灯台です。白亜の灯台がまわりの景色に映え、夕日スポットでも有名
紀元杉
ヤクスギランドから車で15分の安房林道沿いにあり、樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢3,000年といわれている
大川の滝
九州で最も大きな滝で、落差88mある。滝つぼの近くまで行け、迫力満点です

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