(概要)
因島は向島と生口島の間にあり、それぞれ因島大橋、生口橋と繋がれ、面積35.04㎢、周囲31.9kmの島です。本土、沖縄本島、北方領土を除くと全国で42番目の面積です。更に南の因島とは因島大橋で繋がれている。
青い海とみかん畑に囲まれた風光明媚な島で、みかんや八朔などの柑橘類の栽培、造船業が主力産業です。
また、戦国期に名を馳せた村上海賊の島としても有名です。村上海賊は南北朝時代から戦国時代にかけて因島を拠点として活躍し、瀬戸内海の制海権を握っていた。遣明船の警護の他、多くの合戦に参加し、中でも1576年大阪木津川口の戦いで、石山本願寺に兵糧攻めを企てる織田信長の水軍を、毛利勢率いる村上海賊が撃破したことが歴史に残る。
白滝山の頂上からは360度パノラマで瀬戸内の風景が広がっている。
(アクセス)
福山西ICで高速を下り、国道2号線バイパスをしまなみ海道方面に進んで、約4kmで西瀬戸尾道ジャンクションをしまなみ海道方面に折れる。そこからしばらく進むと尾道大橋に入る。向島を縦断し因島大橋を渡る。➠ Map