ワカティプ湖

(概要)
 オタゴ地方の南西の隅、サウスランド地方との境界の近くに位置し、海抜310m、長さ80km、面積291㎢の湖です。ニュージーランドで最も長く、3番目の大きさです。一つの氷河が削った谷間に水が溜まり形成された氷河湖です。
 クィーンズタウンから見るワカティプ湖は、稲妻のような形状をしている。湖の両側に最高峰アーンスロー山(Mount Earnslaw、2,819m)等の高い峰々が連なっています。 ワカティプ湖はその形状により干満差が多く、25分程の間隔で10㎝程の干満を繰り返している。マオリ伝説によると、この現象のことを湖の底に眠るマタウという名の巨人の鼓動として伝えている。
 古い蒸気機関で動く蒸気船TSSアーンスロー号はワカティプ湖を毎日運航している。赤く塗られた12mの煙突、カウリ材を用いたデッキ、白い船体はクィーンズタウンの観光の目玉です。 またワカティプ湖は年間を通してトラウト・フィッシングを楽しむことができる。特にグリーンストーン川(Greenstone River)とロッシー川(Lochy River)が湖に流れ込む地点は絶好の釣場です。夏は湖岸の浜で遊泳を楽しむことができる。
(アクセス)
 レイク・ルイーズからカナディアン・ロッキーのロッキーパノラマ街道(93号線)を約30分北上したアイスフィールドパークウエー沿いにある。クロウフット氷河からは北へ800mほどです。 Map


 
 
 
 
 
 
 
 
 

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