八幡沼等

(概要)
 八幡平山頂部近くにある八幡沼は標高1560m、長径570m、最大幅190m、周囲1.5km、深さ22.4mで、八幡平湖沼群の中でもっとも大きく、もっとも深い沼です。八幡平湖沼群は6千年前に起こった水蒸気爆発で誕生した日本で唯一のアスピーテ火山の火口湖です。深さによって色が微妙に違って見える。
  鏡沼は、円形の火口湖でまわりの木々を湖面に映す姿を鏡にたとえて付けられた。5月下旬から6月上旬にかけて、降り積もった雪の周辺部と中心部が解けてドーナツ状になることがある。日の光、空の色等によって青色に染まる。その神秘的な現象をドラゴンアイ称される。
 鏡沼の近くのめがね沼は2つの火口に水がたまったもので、火口湖をめがねにたとえて付けられた。湖面がエメラルドグリーンに輝き、最近ではドラゴンの涙と称される。  展望台から岩手山、八甲田山、岩木山、鳥海山など、東北の名峰が見渡せる。木道に沿って沼を1周すると約1時間余り。雪解け直後はヒナザクラ、チングルマ、イワカガミの花畑、夏から初秋にかけては、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、ワタスゲと、季節の移ろいとともに見ることができる。
(アクセス)
 松尾八幡平ICから車で30分程で見返り峠駐車場に着き、そこから八幡平遊歩道を徒歩25分程で八幡沼に着く。 Map


八幡沼
八幡沼
八幡沼
八幡沼
めがね沼
めがね沼
めがね沼
鏡沼
鏡沼

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