円福寺茶臼山古墳

(概要)
 円福寺茶臼山古墳(別所茶臼山古墳または宝泉茶臼山古墳とも呼ばれる)は、宝泉(由良)台地の西端に築造された大型の前方後円墳で、市内では天神山古墳に次いで第二位、県内でも第三位の規模を誇っています。墳丘の全長約168m、後円部は直径96m、高さ14m、前方部は前端幅42m(現存部)、高さ9mで、墳丘は二段に盛り土をして築造され、川原石による葺石が認められます。中程の平坦面には円筒埴輪が巡らされています。周堀はほとんどが埋まっていますが、後円部北側にそのなごりが残っています。築造時期は五世紀前半頃と考えられます。墳丘上には神像のある十二所神社や石憧などが存在し、前方部東側には伝新田氏累代の墓があります。(案内板転記)
 墳頂部や周辺部は、寺や神社等の建物があり古墳の原形が損なわれている。 (アクセス)
 太田駅前から県道2号を伊勢崎方向に3.7km程走り、新田遺跡入口(交差点) を左折し、 200m程先を右折すると円福寺が見える。 Map


千手観音堂
奧に後円部墳頂近くの十二所神社がある。
前方側
奥に歴代住職の墓がある。
側面部
正面に千手観音堂、左側が後方部、右側が前方部になる。

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