(概要)
昭和51年度に行われた太田市東部地区ほ場整備(土地改良)事業の際、偶然水田下から発見された7基の古墳のひとつである。
円丘部に台形の造り出し部を付け加えた形で、帆立貝式古墳と呼ばれる形式である。墳丘の全長は22.5m、円丘部の直径17.7m、造り出し部は幅8.7m、長さ4.8mである。周囲に幅4.5mの堀を持つ。
主体部は、円丘部中央と北側裾部の二か所で発見されており、後者は埴輪列を壊して造られている。
墳丘部から円筒、朝顔形円筒、家形、器財、人物、馬の計304点の埴輪が出土している。これらの埴輪は、その優れた造形と、埴輪祭式の様子をリアルに再現することが可能なことから、昭和60年に一括して国の重要文化財に指定された。
築造時期は、6世紀前半と推定される。(案内板転記)
(アクセス)
太田駅前から県道2号を館林/邑楽方向に4km程走り、竜舞十字路(交差点) を左折して 県道38号 に入り400m程行くと田んぼの中に見える。
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