(概要)
本古墳は、千曲川の河岸段丘と大石沢川の扇状地が複合した場所に位置する。
羽子板型横穴式石室を持つ円墳で、既に盗掘され南側に開口する。古墳の周囲は耕作等で削られ変形している。石室の基準尺度や形等から、古墳時代後期の7世紀中頃に築造されたと推定される。
墳丘は直径約15m、高さ2.7m、石室は全長6.9m、最大幅2.9m、高さ2.7mを測る。西側に間口0.8m、高さ0.7m、奥行1mの棚状の小石室がある。祭壇とする説があるものの類例がほとんどないため不明である。(案内板転記)
(アクセス)
国道18号(141号)の片羽交差点を南側に折れて、300mほどの片羽南団地の入口のところにある。
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