塚穴古墳

(概要)
 この古墳は、六世紀末ないしは七世紀初めのころに、山の上に築かれた単独円墳で昭和五十一年に発掘調査が行われ復元された。この時、直登・馬具・鉄鏃などの武具、勾玉、金銀環・切子玉などの装身具、土師器、須恵器などの土器が多数出土した。
 規模(石室は両袖式、全長8.3m、高さ2.4m、最大幅2.8m)や立地・出土遺物からこの古墳の主は浦野川上流の谷平野一帯(本村全域から上田市浦野・岡あたりまで)を支配した有力者であったと考えられる。(案内板転記)
(アクセス)
 国道134号から青木村役場方向の保福寺街道に入り、500m程行くと公民館がある。そこから久保観音堂に向かう道の入口に案内板があるので、そこを左に入る。 Map


古墳入口案内板
古墳は左方向の小道を上って行き、お墓の最上部にある。
石室側
直径17~18m、高さ3mの円墳。
石室
全長8.3mで羨道長3.1m、玄室部は長さ5.2m、最大幅2.8m、高さ2.4m。
墳丘部
墳丘部に小さな祠がある。
背面部
側面部
付近には墓場が多数ある。

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