小二子古墳

(概要)
 小二子古墳は、全長38mと小規模ながらも、 2段築成の前方後円墳です。この古墳は流れ山と後 二子古墳に挟まれたせまい空間に造られています。後二子古墳と同時期に方向を揃えて造られてい ることから、後二子古墳とかかわりの深い人物の墳墓であると考えられます。 石室は、石を抜き去られたために破壊を受けていました。さいわい入り口部分は、壊されずに残さ れていて、石室のふさいだ状態がよくわかりました。石室の前からは、墓前祭祀に用いた土器や火を 燃やした跡が見つかりました。こうした様子が復元されています。 小二子古墳からはたくさんの埴輪が発見されました。人物・馬・家・大刀などの形象埴輪や円筒埴 輪は、大きく後円部と前方部の2つのグループに分けられ、設置されています。(前橋市HP、案内板転記)
(アクセス)
 大室公園南口駐車場まで、北関東自動車道 波志江スマートインタ-より4.5km10分、伊勢崎インタ-より5.7km15分程です。 Map


前方後円墳側面
左が前方墳、右が後円墳で全長38mの前方後円墳。
前方墳丘から後円墳丘
後円墳丘から前方墳丘
後円墳の石室は破壊されている。

前画面に戻る