白石稲荷山古墳

(概要)
 5世紀前半につくられた、白石稲荷山古墳と陪塚の十二天塚古墳・十二天塚北古墳は、一括して国の史跡に指定されています。
 白石稲荷山古墳は3段に造られており、全長155m、前方部幅80m、後円部径90m、高さは前方部で6m、後円部で13.5mという大型前方後円墳です。 昭和8年の調査により2つの竪穴式礫槨が墳頂部から確認されています。この主体部からは鏡や直刀、石で作られた枕・鎌・下駄などの石製模造品が出土しています。また、主体部の上には豪族の館を思わせる家形埴輪や短甲形埴輪が設置してありました。
 副葬品に直刀、銅鏡、首飾りに使われた勾玉などの他、石製模造品が多数出土してます。これらの出土品は東京国立博物館に収蔵・展示されています。 (藤岡市HP転記)
(アクセス)
 JR八高線群馬藤岡駅からバスで30分(七輿山古墳入口下車)、徒歩15分です。車だと藤岡ICから4.7kmで10分程です。 Map


前方後円墳側面
左が後円墳、右が前方墳で全長155mの前方後円墳。
後円墳丘部石碑
後円墳丘から前方墳丘
前方部幅80m、後円部径90m。

前画面に戻る