(概要)
中房川の右岸、同扇状地の扇頂部標高706mに位置する横穴式石室をもつ円墳で、墳丘の高さ2.1m、長径16m、短径14mの楕円形を呈しています。
現在知られている穂高筑の八十基の古墳の中でも最も保存状態が良く、石積の様子も良くわかります。石室の形から、この古墳が造られたのは六世紀後半(1450年くらい前)で、穂高地区の古墳の中でも古い方に属します。出土品は散逸してしまい残念ながらありませんが、その当時のムラ長とその家族が埋葬されたものと考えられます。(案内板転記)
(アクセス)
中房温泉に通じる327号沿線の鐘の鳴る丘有明寮近くに、陵塚古墳の道標があるので、そこを入ると直ぐのところにある。
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