倉科将軍塚古墳

(概要)
 この古墳は、古墳時代前期の様式を有する中期頃(五世紀)築造の前方後円墳で、県内屈指の古式古墳である。
 県内前方後円墳でのうち、最も高所に築造され、丘尾切断方式いより、東方に前方部を設けている。全長78m、前方部幅46m、高さ6.5mで、後円部は径42m、高さ8mあって、県内この種古墳の内大型に属する。主体部の規模は未確認であるが、後円部主軸にそうた長大な竪穴式石室の存在が考えられ、規模年代共に森将軍塚古墳・川柳将軍塚古墳に次ぐもので、県内最も重要且つ貴重な古墳である。(案内板転記)
(アクセス)
 更埴ICから車で10分、しなの鉄道線屋代駅から徒歩25分の森将軍塚古墳館前を通る。そこから県道392号を1.9km程行くと、道路わきに倉科休憩所の駐車場ある。100m程先を左折すると、直ぐに倉科将軍塚古墳に登る入口がある。 Map


後円部墳頂
径42m、高さ8m。
前方部から
前方部幅46m、高さ6.5m。
前方後円墳側面から
左側が後円部で右側の低い方が前方部。

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