(概要)
通称、ウバガフトコロと呼ばれる当丘陵に3基の円墳が並んでいる。第1号墳は直径22m高さ3mで石室を持たない木棺直葬の古墳である。これに対し第2号墳は、長さ8mという大きな横穴式石室を持っており、数人の死者を追葬しているこれらの古墳は、6世紀中頃から7世紀中期頃にかけて、古代平出集落に君臨した権力者たちの墓と考えられる。1号は昭和31年に、2号は昭和58年に発掘調査が行われ、出土品はすべて博物館に展示されている。(案内板転記)
(アクセス)
塩尻駅から3km程で、歩くと40分、車で10分程だ。平出遺跡は大きいので、平出古墳群は塩尻市立平出博物館を目標にすると解り易い。➠ Map