魏石鬼岩窟(ぎしきのいわや)(有明D-1号墳)

(概要)
 魏石鬼八面大王という鬼がたてこもったと伝えられる。この岩窟は巨大な花崗岩で組立てられた穂高町有数の古墳(世かな式石室)である。考古学者鳥居龍蔵博士は全国的にも珍しい古墳(ドルメン式古墳)であると推奨した。(案内板転記)
(アクセス&探索コ-ス)
 県道25号を直進し宮城信号から県道327号へ入り、有明山神社の道標を右折する。有明山神社駐車場に駐車して、正福寺に通じる道を行く。正福寺正面右の道標に従いフラットな山道を進むと観音堂に着く。道中石仏が導いてくれる。横手の階段を下りると、魏石鬼岩窟があり、観音堂の真下にあたる。 Map


観音堂
正面
巨岩が利用されていて、そこに磨崖仏が彫られている。
石室
長さ5m、幅1.5~2.5m、高さ1.5~2mの羽子板状横穴式石室。鉄柵で遮蔽されているので、詳しく見られない。

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