(概要)
本古墳は平成1年に実施した範囲確認調査の結果、古墳時代の初めころ(四~五世紀初め)に築造された全長33mの前方後円墳でであることが明らかになった。墳丘には葺石が積まれ、前方部東側と後円部には段築が設けられている。埴輪列は、並べられていない。
埋葬施設は、墳丘の主軸に合せた長さ6mの竪穴式石室である。勾玉や管玉などと矢じりや斧など鉄製品がわずかに見つかったが、ほとんどは盗掘により持ち去られていた。
有明山将軍塚古墳は、森将軍塚古墳に続いて築造された前方後円墳で、その後、倉科・土口将軍塚古墳が築造されたことが明らかになった。(案内板転記)
(アクセス)
更埴ICから車で10分、しなの鉄道線屋代駅から徒歩25分の森将軍塚古墳館に行く。そこからバスも運行しているはぎの木広場まで歩く。そこから400m程の距離だ。
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