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ポルトガルの道巡礼(スペイン編) トゥイ(Tui)~サンチャゴ(Santiago)

2019年4月29日(月) 快晴

 Tui(18.4Km) ⇒ Porriño(5.7Km) ⇒ Moss  24.1Km 38,866歩
 アルベルゲ(7:28 8分) ⇒ カトリック教会(7:36 21分) ⇒ 石橋、巡礼者モニュメント(7:57 1時間9分) ⇒ 聖テルモの十字架(9:06 16分) ⇒ カフェバル(9:22-10:13 17分) ⇒ ロ-マ橋(10:30 46分) ⇒ 高速道路高架橋(11:16 32分) ⇒ 高速道路高架橋(11:48 55分) ⇒ アルベルゲ(12:43-13:00 7分) ⇒ バル(13:07-15:00 24分) ⇒ 高速道路高架橋(15:24 42分) ⇒ サンタ・アナ・アルベルゲ(16:06 34分) ⇒ スタ・バイア教会(16:40 14分) ⇒ サンタ・バイア・アルベルゲ(16:54)
 アルベルゲ(Albergue de Peregrinos de Tui)からミ-ニョ川(Rio Miño)に向かって下る。水飲み場の所で斜めに上がると、程なくアルベルゲ(Albergue Santo Domingo)とカトリック教会(Igrexa de Santo Domingo)がある。ミ-ニョ川を徐々に離れ、20分程行くと支流のロウロ川(Rio Louro)に接する所に巡礼者のモニュメントと石橋(Puente Medieval da Veiga)がある。暫く一般道(PO-342)を歩き、高速道路(A-55)を超える。さらに30分程歩くと、高速道路(AP-9)にぶつかり、巡礼路は高速道路(AP-9)上に大きく迂回している。ぶつかった所で高速道路高架下を通れば迂回の必要がなかったが、気づかなかった。そこから林の中に入り、再び高速道路(AP-9)を超え、ロウロ川から分かれたサン・シモン川(Rio San Simón)に沿って左折すると、1251年ここで病死した聖テルモ(San Telmo)の十字架が立っている。サン・シモン川沿いを歩き、それから離れて1時間程行くと、丁度良い時間帯にカフェバル(Cafe/Snackbar ULTREIA)があったので、1時間ばかり休憩する。
 少し行くと五つの十字架が立っている場所に着く。昔の巡礼者の墓かもしれない。そこから林の中に入り、ロウロ川(Rio Louro)に架かるロ-マ橋(Ponte Romana Orbenlle)を渡り、いわくのありそうな写真の付いた壁に行きつく。今度は変哲もない橋を渡り返す。そこから細い林道、舗装された道を繰り返して、高速道路(AP-9)にぶつかった箇所を右に進む。すぐ高速道路(AP-9)の高架橋を横断し、25分程歩きチャペル(Ermida de San Campio)先で、再び高速道路(AP-9)の高架橋を横断する。倉庫らしき建物の先のロ-タリを右折する。
 広い道路を下り高速道路(A-55)下を潜り、ロウロ川沿いに左折する。すぐ先の交差点にはコンクリ-トミキサ-みたいなモニュメントがある。ここからロウロ川(Louro)沿いの遊歩道を、ブエノスアイレス通りにぶつかるまで1時間程歩く。この遊歩道で散歩する人、走っている人に多く出会う。道路にぶつかった角にアルベルゲ(Albergue de Peregrinos de O Porrino)があり、丁度受付の人が来ていた。
 ブエノスアイレス通りに出て、ロウロ川と線路を超え、オ・ポリーニョ(O Porriño)の商店街へと入っていく。チャペル(Capilla del Santísimo Cristo de la Agonía)の傍のバル(Estrolla Galicia)で昼食休憩を取る。その前に、モス(Mos)6.1Km、トゥイ(Tui)18.7Km、サンチャゴ(Santiago)100.3Kmの案内板がある。国道(N-550)から林に入り、高速道路(A-52)高架橋まで大きく迂回する。国道を直進すれば近道となる。途中タパスバ-(taperia tia albina)があり、巡礼者が交渉していたので、アルベルゲと間違う。そこからMosまで2.6Kmだ。20分程行くと名板が埋め込められた大きな岩がある。横手に土壌検査の建物があるので、その関連か。目印にはなる。線路下を潜り、高架下(N-550出入口)を抜けるとスタ・バイア教会(Igrexa de Sta Pelegrins Santa Baia de Mos)にぶつかる。そこを左に坂を上るとMosのアルベルゲだ。手前のReceptionと書いているカフェバル(Bar do Pazo de Mos)で受付を済ます。アルベルゲ(Albergue de Santa Ana de Veigaduna)はそこを少し上った所にある。早速シャワ-を浴び、洗濯を済ます。18時20分頃、カフェバルで夕食を摂る。そこでビ-ゴまで行く日本人夫婦に逢う。その頃到着する巡礼者は、満室で断われていた。

2019年4月30日(火) 快晴

Moss(10.4Km) ⇒ Redondela(20.2Km) ⇒ Pontevedra  30.6Km 54,131歩
サンタ・バイア・アルベルゲ(6:25 8分) ⇒ バル・コリスコ(8:22-9:05 20分) ⇒ 巡礼者モニュメント(9:28-9:31 20分) ⇒ レドンデラ標識(9:51 1時間20分) ⇒ アルベルゲ・トレ(9:51 52分) ⇒ 鉄道上横断(10:43 1時間9分) ⇒ Arcade標識(11:52 10分) ⇒ Arcadeのホテル(12:02 17分) ⇒ サムパイオ橋(12:19-12:23 11分) ⇒ カフェ・タペリア・メゾン(12:34)
カフェ・タペリア・メゾン(13:42 20分) ⇒ 鉄橋(14:02 1時間53分) ⇒ バル(15:55-16:06 58分) ⇒ アルベルゲ(17:04-17:17 5分) ⇒ 駅(17:22 16分) ⇒ ホテル・ビルゲン・カミ-ノ(17:38)
ホテル・ビルゲン・カミ-ノ(19:20 7分) ⇒ ペレグリ-ナ教会(19:27 13分) ⇒ サンタ・マリア・マヨ-ル教会(19:40-20:07 20分) ⇒ レストラン(20:40-21:30 5分) ⇒ ホテル・ビルゲン・カミ-ノ(21:35)
 アルベルゲを6時25分出発する。しばらく街灯のある住宅地を通るので、ライトは無くてもよい。自動販売機があったのでコ-ラを買う。自動販売機は、目的の飲料の数字を押すと値段が出るので、必要なコインを入れる。1時間程歩いて、林の道に入る。それも少し行くと住宅地の舗装された道となる。一般道を入ったり出たりしながら、1時間程行ったところにアルベルゲ(Alberugue O Corisco)がある。その隣にバル(Bar Corisco)があったので、朝食休憩する。一般道を20分程行くと、高架の線路に交差する。そこには巡礼姿の顔部分の穴があいたモニュメントがあり、巡礼者が顔を入れて写真撮影していた。やがて国道(N-550)に交わり、レドンデラ(Redondela)の町に入る。街並みを歩いていると、上方に線路のようなものがみえる。グ-グルマップで見ると、枕木のようなものが見え、途中で途切れていた。
 ここにはアルベルベが沢山あるようだ。アルベルゲ(Albergue Casa Da Torre De Redondela)の前を通り、線路下を潜って教会前にさしかかる手前で、おばあさんに声をかけられ、教会の近くに御利益のある水飲み場があると案内される。教会前の道路(N-550)を右折して、暫く行って左に入ると線路の上を通る。そこから15分程進むと、背後にビ-ゴ湾に架かるロンデ橋(Puente de Rande)が見える。丁度、モスのカフェバルで会った日本人夫婦が通りかかったので教えてあげる。道路を着かず離れず2時間程歩くとArcadeにさしかかる。道路と住宅地を暫く進むとホテル(Lameiriñas Arcade)前を通る。
 そこを下るとビ-ゴ湾にかかる石造りのサムパイオ橋(Ponte de Ponte Sampaio)に出る。車のすれ違いが難しい石畳の橋を渡ると、バル(A Romana)が大勢の巡礼者で賑わっている。そこを避け、坂を上がった、教会(Capela da Santa Marta)とオステル(Hostel Albergue O Mesón)近くのカフェ(Cafe Taperia Mesón)で昼食を摂る。橋の近くまで引き返し、狭い急坂の路地に入る。最初にビーゴ湾と石橋が見える所にあるオレオ(穀物倉庫)が目に入る。再び道路にでるが、カフェ近くから続いている道だった。
 20分程道路を歩き、ウリョ川(Rio Ulló)を小さな鉄橋で渡ると、ホタテ貝の沢山ついた案内板がある。そこから石のごろごろした林の中の巡礼路になる。テントの路上店があり、何人かの巡礼者が休憩していた。そこから林と田んぼ道を繰り返して、2時間程で教会(Capela da Santa Marta)に着き広い道路に出る。巡礼路から少し離れたバル兼ス-パ-マ-ケット(Casa Fermim & Supermercado Bonsai)でトイレ休憩する。そこから1時間程、道路を歩くと
ポンテベドラ(Pontevedra)レレス川とトメサ川が流れ込んでいる、
ポンテベドラ湾(Ría de Pontevedra)の
奥に位置する。人口は約8万人で、
ガリシア州ではビ-ゴに次いで2番目に
大きい。古代の町と中世の港の
ガリシアの古都です。
へ入る。
 街の入り口の高まったところにアルベルゲ(Albergue de Pergrinos Pontevedra)がある。入口に満室の表示があったので、娘が交渉に出向く。この日はトライアスロン大会のため、このアルベルゲの関係先はどこも満室で、ホテル(Hotel Viegen Camino)の予約を取ってくれる。ポンテベドラ駅(Pontevedra)付近で迷い、通行人のおじさんにホテルの道順を聞くと、なんとホテル(Hotel Virgen del Camino)の前まで案内される。
 夕食を兼ね市内観光に出かける。商店街を通りPorta do Camino広場に出ると、円形のペレグリーナ教会(La Peregrina)が一角を占める。教会ではミサが行われていた。またトライアスロン大会のイベント用のステージが作られていた。次にホテルで聞いた展望の良いサンタ・マリア・マヨ-ル教会(Iglesia de Santa María la Mayor)に行き、鐘楼まで狭い階段を上がる。ホテルで云われた通りポンテベドラの街並みが一望できる。寄付をしてクレデンシャルにスタンプを押してもらう。ホテル近くのレストランでパスタ-を食べる。

2019年5月1日(水) 快晴

Pontevedra(22.2Km) ⇒ Caldas de Reis  22.2Km 43,009歩
ホテル・ビルゲン・カミ-ノ(7:20 11分) ⇒ ペレグリーナ教会(7:31 12分) ⇒ ブルゴ橋(7:43 29分) ⇒ 水飲み場(8:12 20分)⇒ サンタ・マリア教会(8:37 32分) ⇒ 高架線路下(9:09 41分) ⇒ 踏切(9:50 14分) ⇒ レストラン・メゾン・ドン・パルポ(10:04-10:37 24分) ⇒ バル・マルジャ(12:12-12:37 24分) ⇒ ダ・ナトゥレサ・リオ・バロサ公園(12:46-13:05 1時間8分) ⇒ カフェバル・オ・クベルト(14:13-14:58 42分) ⇒ サンタ・マリア教会(15:40 45分) ⇒ アルベルゲ(16:25)
アルベルゲ(18:32 11分) ⇒ 足湯1(18:34 9分) ⇒ 足湯2(18:43 29分) ⇒ レストラン_Cerveceria 5 Jotas(19:11 1時間20分)⇒ アルベルゲ(20:00)
 写真はすべてiphoneで撮影していたが、昨夜まで時間設定がポルトガル時間になっていた。そのため写真の撮影時間が1時間遅れていた。気がついたので、スペイン時間になるよう、時計を自動設定に変更する。
 今日も夜明けとともに出発する。街中では清掃員が昨夜の始末をしている。ペレグリーナ教会(La Peregrina)前を通り、ホテルを出て23分でレレス川(Rio Lérez)に架かるブルゴ橋(Puente del Burgo)に着く。その頃、ブルゴ橋からレレス川の川面が朝日で赤く染まりつつあった。道路を30分程歩くと、林に入り水飲み場がある。そこでブラジル2世のおじさんに会い、身の上話をされる。やがて線路の見えるところに出て、線路と並行して歩くかたちになる。線路下を抜け、人間のモニュメントがあるサンタ・マリア教会(Santa Maria de Alba)前を通過する。再び線路下を抜け、一般道(PO-225)を暫く歩き右折する。
 そこからいなか道を20分程歩いて、再び高架線路下を抜ける。暫く行くとSantiagoまで60Kmの道標を見つける。林の中を40分程歩き、線路に出て踏切を渡ると、Barrosのアルベルゲは直ぐ先だ。計画ではここに泊まる予定だった。見るからに古そうなアルベルゲだ。近くのレストラン(Meson don Pulpo)で遅い朝食を摂る。山間の単調な道路1時間近く歩いたところに、A Fonte de Manolo de Lucitaと記された水飲み場みたいなものがある。さらに同じような山道を歩いていると、車いすの集団に追いつく。暫く並歩して見えなくなった頃、移動販売車に出会う。更に40分程行って、国道(N-550)に出たところのバル(Bar.Casa Maruja)に寄り、昼食を済ます。
 そこからホテル・ビルゲン・カミ-ノで聞いていた、水車を利用した臼で有名なダ・ナトゥレサ・リオ・バロサ公園(Parque Da Natureza Rio Barosa )に行くことにする。レストランに荷物を預け、1時間程寄り道をする。出来れば臼で挽いた名物食を食べたかったが、生憎予約で満席だった。再び国道(N-550)に沿って道路と巡礼専用路を淡々と歩く。14時過ぎCafe Bar(O Cuberto)で遅い昼食を摂る。そこから細い巡礼路を40分程歩き、サンタ・マリア教会(Igrexa de Santa María de Caldas de Reis)脇を抜ける。
 やがてウミア川(Umia)を横断して川沿いを進むと教会(Igrexa de San Tomé Becket)の隅で食事をしている一角を通る。そこから30分程行ったところの公営のアルベルゲ(La Posada de Dona Urraca)で宿泊手続きする。
 近くに足湯があると聞き、夕食を兼ねて出かける。最初に行った足湯は、水飲み場みたいな所で熱かった。次に行った足湯は、きちんと設備されたもので、丁度良い湯加減だった。暫く足湯につかり、アルベルゲで教えられたレストラン(Cerveceria 5 Jotas)で夕食を摂る。

2019年5月2日(木) 快晴
Caldas de Reis(19.1Km) ⇒ Padrόn  19.1Km 35,293歩
アルベルゲ゙(7:07 23分) ⇒ 国道(N-550)高架下(7:30 1時間7分) ⇒ カフェバル・エスペロン(8:37 38分) ⇒ 無人休憩所(9:15 1時間26分) ⇒ 休憩所(10:41-10:51 9分)⇒ 水飲み場、教会(11:00 5分) ⇒ カフェ・サン・ミゲル(11:05-12:19 1時間6分) ⇒ サン・ジュリアン教会(13:25 9分) ⇒ 橋(13:34 28分) ⇒ アルベルゲ(14:02 24分)
アルベルゲ(17:45 9分) ⇒ サンチャゴ教会(17:54 8分) ⇒ 修道院(18:02 29分) ⇒ レストラン(18:38-19:11 3分)⇒ アルベルゲ(19:14)
 今日も夜明前に出るが、既に明るかった。道路に出て上り坂を下を向いて歩いていると、右折箇所を通り越して引き返す。ここでも先に間違った巡礼者に教えられる。国道(N-550)を超え、林の中に入っていく。1時間程で田園風景になり、国道(N-550)の93Km地点に出る。そこを横断して5分程進むと教会(Iglesias de carracedo)がある。ここに後続がなかなか来ないので、国道(N-550)横断箇所にカフェバル・エスペロン(Café-Bar Esperon)があったことを思い出し、教会横に荷物を置いて引き返す。思った通りそこで休憩していた。そこから教会で荷物を取り、暫く行ったところで国道(N-550)を渡り返す。更に40分程行った所の無人の店(Museo Labrego)で、トイレ休憩をする。ちょっとした食べ物と飲み物の自販機がある。そこに昨日会ったブラジル人2世の一行と再会し、サンチャゴに早い時間帯に着こうと、A Esclavitude付近の宿の予約をたのむ(スペイン語)。残念ながら電話が繋がらなかった。
 そこから山道を1時間半程行くと、ポンテ・バルガでバルガ川(Valga)に架かった橋横の休憩所に着き、10分間休憩する。農道を進んでいるとサンチャゴまで33Kmの道標を見つける。やがて水飲み場、教会(Iglesia De San Miguel)があるサン・ミゲル・デ・バルガ(San Miguel de Valga)に着く。教会内は十字のある塀で仕切られたお墓らしき一角があった。傍にカフェテリア&ス-パ-マ-ケット(Autoservicio San Miguel)があったので、昼休憩する。時間的に立地が良いこのカフェテリア、次から次に巡礼者が立寄る。
 農道を歩いていると、沢山の野花が咲いていたので写真を撮りながら歩く。小一時間程田舎道を歩くと、サン・ジュリアン教会(Iglesia De San Xulián)前を通る。アジャ川(Rio Alla)を渡り、サル川(Rio Sar)に沿って進むと

Padrόn(ペドロン)ここはパレスチナから聖ヤコブの遺体を、
天使がひく石舟で星に導かれ、
サル川を経てたどり着いた地といわれている。
聖石(ペドロン)がパドロンになったと言われている。
トウガラシの品種の一つパドロン(Padron peppers)は、この地に由来する。

だ。一軒目の小さなアルベルゲは素通りし、2軒目の大きなアルベルゲ(Albergue O Pedron)に立ち寄りチェックインする。12€だったが、ベッドは仕切られ、今までで一番綺麗なアルベルゲだった。今日は早い時刻の到着でシャワ-を浴びて、洗濯乾燥をする。娘がサンチャゴのアルベルゲ(Seminario Menor La Asuncion)の予約をしたので、サンチャゴ着の時間を気にする必要がなくなった。
 18時前にPadrόn(ペドロン)の散策に出かける。あまり人はいなく、サル川に沿った大きなポプラ並木の道を歩く。まずサンチャゴ教会(Igrexa de Santiago)に立ち寄る。次に修道院(Convento del Carmen)に通じるサンチャゴ橋(Ponte de Santiago)を渡る。
 教会手前に祠の中にマリアの飾り棚(Fonte do Carme)があった。高台にある修道院(Convento do Carme)のテラスからの眺めはすばらしい。階段傍のアルベルゲ(Albergue de Peregrinos de Padrón)は満室のようだ。帰りに再度サンチャゴ教会により、教会内の
奇妙な遺物紀元一世紀、聖ヤコブの遺体を載せた石舟が
係留されたとされる聖石(ペドロン)
を発見する。夕食はアルベルゲ近くのレストラン(Pulperia Rial)で摂る。

2019年5月3日(金) 快晴

Padoron(25.6Km) ⇒ Santiago  25.6Km 54,930歩
アルベルゲ(6:36 21分) ⇒ 橋(6:57 16分) ⇒ サンタ・マリア・イリア・フラヴィア寺院(7:02 23分) ⇒ ホテル・スカラ(7:25 47分) ⇒ 踏切(8:12 8分) ⇒ カフェバル・リアンセラ(8:20-8:46 2分) ⇒ テオの教会(8:48-8:51 25分) ⇒ 線路高架下(9:16 21分) ⇒ ペンション、国道N-550(9:37 29分) ⇒ アルベルゲ(10:06 38分) ⇒ 線路高架橋(10:44 13分) ⇒ ティント川橋(10:57 37分) ⇒ 高架橋(11:34 30分) ⇒ カフェテリア(12:04-12:59 28分) ⇒ 高架橋下(13:27 35分) ⇒ ベジャ橋(14:02 15分) ⇒ 分岐の道標(14:17 51分) ⇒ サンチャゴ大聖堂(15:08-15:48 36分) ⇒ 巡礼証明書発行所(16:24 11分) ⇒ アルベルゲ(16:54)
 今日は暗いうちにスタ-トする。サル川(Sar)を渡って、サンタ・マリア・イリア・フラヴィア寺院(Igrexa Santa Maria Iria Flavia)横を通り線路の下を抜けると、国道(N-550)に出る。ホテル・スカラ(Hotel Scala)を過ぎ、国道を直ぐ左折して古い集落を抜ける。鶏の鳴き声があちこちから聞こえる。線路が左側に見える。ペンションらしき建物を通り過ごすと線路横に出る。踏切の警報が鳴り、遮断機が下りたので、列車が通過するのを待つ。
 道路に出るとカフェバル・リアンセラ(Café-Bar Rianxeira)があったので、朝食を摂る。そこから暫く行くと、テオの教会(Satuario da Virxe da Escravitude)があり、丁度神父が居合わせ、クレデンシャルにスタンプを押してもらう。ホテル(Casa Grande da Capellania)から国道を離れると、また教会(Igrexa de Santa María de Cruces)がある。田舎道を進み、線路高架下を抜ける。ペンション(Pension Pividal)の所で、国道(N-550)に出る。直ぐ左折して、林の中に入っていく。一旦道路に出て、アルベルゲ(La calabaza del peregrino)横を通り、再び林間地帯へと入っていく。
 線路をまたぎ、ティント川橋(Ponte Rio Tinto)を渡る。30分程行くと、一般道(CP-0206)の高架橋が見える。手前を右回りに迂回して高架橋に一旦出て、直ぐに左折する。暫く行って一般道(CP-0206)戻り、上り坂となる。12時頃、カフェテリア(Casa da Cultura)に入り、小一時間昼食時間を取る。それから林間地帯を高架橋(AG-56)下、線路高架橋、ソル川(Rio Sol)の橋(Ponte Vella)を経由して1時間強歩くと、分岐の道標に出くわす。どちらのル-トも一般道で、直ぐに合流するので直進する。
 上っている道路上を進むと、左にアラメダ公園(Paseo Central do Alameda)があり、やがて観光客で賑逢うフランコ通りの人込みに入り、オブライド広場に出る。分岐から50分の、単調な道路歩きだ。サンチャゴ大聖堂(Catedral do Santiago)前のオブライド広場(Praza do Obradoiro)は観光客で賑わっていた。暫く休憩と写真撮影に時間を取る。大聖堂のミサは、修復工事の影響により、2019年1月28日から行われていない。従ってボタフメイロは中止になっている。そのためサンチャゴ大聖堂内の見学はプラテリアス広場(Praza das Praterías)に面する「銀細工の門」で、大勢の人が並んでいたが30分程待って見学する。
 巡礼証明を受けるため巡礼証明発行所に行くが、9年前と場所が変わっていたため、探すのに時間がかかる。しかも長蛇の列で、発行まで2時間待ちだというので、明日早く来ることにする。今日のアルベルゲは昨日予約していたので安心だ。案の定、私たちの受付時は既に満杯状態だった。アルベルゲ(Seminario Menor La Asuncion)は修道院を改築して作ってあり、ベッドは一段で広々と配置している。アルベルゲで聞いたレストランに19時頃出かける。そのレストランは開店前だったので、娘の明日のポルト行の切符を買いに、Estacion de Autobuses駅に行く。窓口は閉まっていたので券売機で購入する。最後の1枚だった。そこからレストラン(Restaurante O Afiador)に引き返し、ゆっくり夕食を摂る。アルベルゲに帰り、私と娘はライトアップされた大聖堂に22時頃出かける。まだ大勢の人で賑わっていた。広場の一角では路上演奏していた。


参 考
(宿泊)
 2019年4月29日(月)~2019年4月30日(火) : Albergue de Santa Ana de Veigaduna 12€/2人=6€
 2019年4月30日(火)~2019年5月01日(水) : Hotel Virgen Camino(Pontevdra) 9,428/2人(70€)=4,714円(35€)
 2019年5月01日(水)~2019年5月02日(木) : La Posada de Dona Urraca(Caldas de Reis) 12€/2人=6€
 2019年5月02日(木)~2019年5月03日(金) : Albergue O Pedron(Padron) 24€/2人=12€
 2019年5月03日(金)~2019年5月04日(土) : Seminario Menor La Asuncion(Santiago de Compostela) 24€/2人=12€