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高松城

(概要)
 高松城(たかまつじょう)は、香川県の県庁所在地である高松市に位置する歴史的な城です。元は藤原氏、後に長宗我部氏、さらには蜂須賀氏によって築かれました。江戸時代初期には蜂須賀家政によって改築・拡張され、城下町の中心地として栄えました。
 高松城の歴史は古く、戦国時代の初めに藤原氏によって築かれました。しかし、永禄年間(1558年-1570年)に長宗我部元親によって攻略され、その後、土佐一国を支配する長宗我部氏の支配下に入りました。元親は城を修築し、城下町の整備を進めました。
 しかし、慶長3年(1598年)、長宗我部氏は豊臣秀吉の命により改易され、蜂須賀家政が土佐に封ぜられます。家政は城を改築し、慶長8年(1603年)に高松城が完成しました。このとき築かれた天守は五層六階で、瀬戸内海に面した高台に位置しています。高松城は水戸藩の黄金時代を築いた徳川光圀(常陸大掾光圀)の手によるもので、その美しさと機能性が高く評価されています。
 高松城の城下町も発展し、商業や文化の中心地として栄えました。江戸時代中期には、高松城下には町屋や商家が立ち並び、繁栄を極めました。また、高松藩主蜂須賀家の文化振興もあり、文学や芸術が発展しました。城内には多くの名画や古文書が残り、往時の面影を伝えています。
 明治時代に入ると、廃藩置県により高松城はその役割を終えました。城の大部分は解体され、広い敷地は公共の施設や住宅地として活用されました。しかし、高松城の天守は保存され、その後も修復が行われました。現在の天守は昭和28年(1953年)に再建され、五層の櫓は城内の美術館として利用されています。
 高松城の周辺は「栗林公園」として整備され、城址一帯は緑豊かな公園として親しまれています。栗林公園には、桜や梅、楓など四季折々の美しい風景が楽しめます。また、公園内には日本庭園や茶室もあり、城とその周辺地域が歴史と自然が調和した魅力的なスポットとなっています。
 高松城はその美しい天守や城下町、周辺の公園といった要素から、訪れる人々に歴史や自然の中でくつろぎを提供しています。香川県のランドマークとして親しまれ、地元住民や観光客にとって特別な場所となっています。
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