月山(1,984m)登山記
はじめに
今回出羽三山参拝の一環として月山登山を計画する。月山は2002年8月9日に既に登っている。今回の参加者は3家族5人で、大阪、神奈川、長野に在住している。長野に住む私が車で行き、さくらんぼ東根駅、山形空港で合流して行動を共にする。
丁度梅雨の時期で淡い期待はしていたが、月山はガスって視界は悪かった。この時期高山植物が咲き誇っており、濡れた花は鮮やかさを際立たせてくれた。
2023年7月10日(月) 曇時々雨
休暇村庄内羽黒(8:00 25分) ⇒ 月山八合目駐車場_1,400m(8:25)➠ Map月山八合目登山口(8:56 22分) ⇒ 月山登山口(9:18 48分) ⇒ 雪渓(10:06-10:09 27分) ⇒ 仏生池小屋(10:36-10:39 12分) ⇒ オモワシ山分岐(10:51 21分) ⇒ 行者返し(11:12 27分) ⇒ 山頂直下雪渓(11:38-11:43 5分) ⇒ 月山_1,984m(11:48-11:51 5分) ⇒ 月山神社本宮(11:56-12:14 47分) ⇒ オモワシ山分岐(13:01 21分) ⇒ 仏生池小屋_1,743m(13:08-13:19 22分) ⇒ 雪渓(13:41-13:44 50分) ⇒ 月山登山口(14:34 18分) ⇒ 月山八合目登山口(14:52)
月山八合目駐車場(15:14 54分) ⇒ 庄内あさひIC ⇒ 湯殿山IC(16:08 39分) ⇒ 志津温泉湖畔の宿五色亭(16:47)
休暇村庄内羽黒を予定より1時間早く出発する。時折通り雨が降る大気が不安定な天気だ。月山八合目駐車場まで県道211号で19km程あり25分で着く。駐車場一帯はガスで視界が悪いが雨は降っていなかった。車は少なかったが数台のバスが留まっていたので団体客がおりそうだ。30分程で準備を終え、月山八合目登山口を8時56分に出発する。弥陀ヶ原湿原の木道を月山登山口まで進む。ニッコウキスゲの黄色が濡れた草原に映える。陀ヶ原湿原の散策と思える数組の団体客と遭遇する。月山登山口を直進すると陀ヶ原湿原の周遊コ-スで1時間程で駐車場に戻る。月山山頂は月山登山口を右折して尾根伝いに進む。道標に2時間30分の表示がある。ガスで視界がきかないので、足元の組石を滑らないよう慎重に歩を進める。登山道は少し低くなっているので水の流れ道になっている。従って最初は登山靴の中が濡れないよう歩いていたが、途中からどうでもよくなった。月山の魅力である沢山の高山植物が咲き誇っている。写真撮影のため同行者にしばしば離される。風が強いので花が四方になびいて撮影に苦労する。月山登山口から48分歩いた所に、比較的勾配のある雪渓を5分で横断する。
更に10分程進むとガレ場に出て、そこは風の通り道なのか立っていられないくらいの強風が吹いていた。登山道を仕切ったロ-プを思わず掴んでしまう。何とかそこを抜けると風は治まり一安心する。笹原を暫く進むと仏生池が見えてくる。池の畔に沢山の石地蔵が鎮座していた。登山道は仏生池小屋に突き当る。少しそこに立ち寄り、早々に山頂に向けて出発する。山小屋前を池に沿って進み左折する。少し行った先で一人抜けて山小屋で待機する選択をする。緩やかな草原地帯を暫く進むと、オモワシ山分岐の標識が見える。そこにはシャクナゲの花が残っていた。
次の目印となる行者返しに21分で着く。登山道は組石から木道に変わり、やがて山頂直下の雪渓に出る。 雪渓を逸れ右に進むと月山山頂(1,984m)に着く。山頂はガスで何も見えず、強風が吹き荒れていたので、登頂写真を撮ると早々に辞する。再び雪渓に戻り時計回りに進むと月山神社本宮に至る。月山神社本宮入口でお祓いを受け、本宮の参拝をする。御朱印は卯年御縁年の特別なもので、お守りを含めて2千円だった。月山神社本宮で御朱印を書いてもらうため20分程留まる。
復路は山頂直下の雪渓を暫く下り、雪渓を抜けると組石となりやがて木道となる。再び尾根伝いの組石で整備された登山道を、オモワシ山分岐を経て仏生池小屋に達する。そこで暫く休憩して、待機していた仲間と下山を開始する。
往路で強風にあったガレ場は相変わらず勢いが衰えて無く、足元が悪いこともあり転倒しそうになる。雪渓を横断すると、整備された登山道を水たまりを避けながら、月山登山口まで一気に下る。先行していた二人は周回コースを経て月山八合目登山口に戻る。我々は往路と同じ木道を引返し、月山八合目登山口に少し先着する。
月山八合目駐車場は更にガスが濃くなっていた。車の走り始めは殆どホワイトアウト状態で、ノロノロ運転が暫く続く。今夜の宿の志津温泉五色亭は月山八合目から月山を反時計回りに半周する形で進む。県道211号から庄内こばえちゃラインに入り、更に国道112号を経て、73km程を1時間33分で志津温泉湖畔の宿五色亭に到着する。志津温泉から行ける月山スキ-場は夏スキ-知られているが、志津温泉付近は冬季4m以上の積雪に達するそうです。
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休暇村庄内羽黒(0235-62-4270)➠ Map
平成30年11月17日に開湯されたメタけい酸を多く含んだ湯で美肌効果がある。
・所在地:山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山8番地
・浴室:内風呂
・方式:
・泉質:
・営業時間:12:00~16:00(受付16:00)
・休館日:無休
・入湯料:大人:600円
・観光スポット:羽黒山
・入浴日:2023年7月9日
湖畔の宿五色亭(0237-75-2106)➠ Map
目の前に五色沼があり、背後に月山、姥ケ岳が望める展望風呂です。
・所在地:山形県西村山郡西川町大字志津120-1
・浴室:内風呂
・方式:
・泉質:Na-塩化物泉
・営業時間:
・休館日:
・入湯料:大人:500円
・観光スポット:湯殿山神社、月山スキ-場
・入浴日:2023年7月10日